長野市地域おこし協力隊はながのシティプロモーションの一環です

「鈴木 明子」の記事一覧

【大岡】田植え始めました

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2015年5月20日 | 活動内容:農地活用 |

大岡担当鈴木です。

新緑と青空、水を張った田んぼに残雪の北アルプスが美しい季節がやってきました。

今週来週は田植えラッシュ。私達の田んぼでも、先週末から田植えが始まりました。

一枚は特別栽培(減農薬)で、田植え機械で植えます。

田植え機.jpg

もう一枚は、紙マルチという、遮光性の紙を敷きながら手で苗を植えていく特殊な農法で、無農薬で栽培しています。

まるち.jpg

本来、紙マルチ専用の田植え機で植えるところを人力でやるという、紙マルチの中でも特に珍しい手法のようです。

大岡では一部の方が何年も前から実践していて、住民の認知度もあります。

去年研修させていただき、植え方や効果などを学びました。

お米作りは、稲の成長を妨げる雑草をどう防ぐかが重要なポイントで、無農薬栽培にも色々な農法がありますが、多くは夏の間じゅう、田んぼに入ってひたすら雑草取りをします。

私も昨年やりましたが、暑い時期にほぼ人力での除草は気が遠くなるような作業でした。

紙マルチ農法では、ロール状の紙を引き出しながら、紙に穴をあけて植えていくので、通常の手植えよりも時間がかかりますが、植えた後の除草の手間が不要なので、小規模であれば草取りよりは省力なのではと考え、実験中です。

 その成果は秋の収穫までのお楽しみ。

このブログで、経過の報告をしていきたいと思います。

 

23日の体験イベント、午前の回のみ若干名の参加が可能です。

https://nagano-citypromotion.com/assets/mt.cgi?__mode=view&_type=entry&id=943&blog_id=10

 

 

【大岡】田植え体験イベントのお知らせ

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2015年4月30日 | 活動内容:農地活用 |

大岡地区鈴木です。今年も稲作が始まっています。

今年は一部、無農薬での稲作に取り組むことにしました。

そこでイベントの告知です。

DSC_8882.jpg

~「日本の棚田百選」の棚田がある長野市大岡で、無農薬の稲作を体験~

 

長野市大岡地区(旧大岡村)は、日本の棚田百選にも選ばれた棚田があり、清涼な湧き水を活かした稲作が盛んな地域です。

私達は人と環境に優しい安心で安全なお米作りを目指し、「紙マルチ」を使用した無農薬の稲作に取り組んでいます。

一緒に田植えをしてみませんか。秋には収穫体験もあります。

 

日時:5月16日(土)午前の部 10:00~12:00 午後の部 13:30~15:30

    5月23日(土)午前の部 10:00~12:00 午後の部 13:30~15:30

 ※小雨決行。悪天候が予想される場合は、前日判断で中止となります。

対象:自分の食べるものを自分で作る経験をしたい方、稲作に興味がある方、移住や農業に興味がある方

体験内容:地元先生の指導を受けながら、田んぼの中に入って、手で苗を植えていきます。

作業は1時間半程度です。

料金:大人半日2000円 保険料込み。秋に収穫したお米3kgを送ります(送料着払い)。小中学生800円 お米のプレゼントは1kgです。体験のみ希望の場合は500円。

 

・16日~24日の期間中、田植えをしています。別日で体験希望の方はご相談ください。

・悪天候などで収穫ができなかった場合は、別の田んぼのお米となりますので、ご了承ください。

・秋の稲刈り体験は10月下旬の予定です。(体験+お米付き。)

 

※紙マルチ農法とは

稲の生長の大敵である雑草の対策に、除草剤の変わりに遮光性の紙を敷いた上に苗を植えることで、雑草を抑制します。紙は収穫までに自然に分解されます。

通常の手植えよりも時間と手間がかかりますが、成長期の数回の除草作業は不要となります。

 

企画:長野市大岡地域おこし協力隊 

申込、お問い合わせ:長野市大岡支所 担当 鈴木まで

電話026-266-2121 oooka@city.nagano.lg.jp 

 

 

【大岡】福寿草の観察会

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2015年3月30日 | 活動内容:移住・交流 |

大岡地区の鈴木です。

 

この数日ですっかり雪がなくなり、雪解け早々咲く花、福寿草が見頃を迎えています。

 

先日、私が住んでいる中牧区の有志の方の企画で、地域の自然と福寿草の観察会が開催されました。

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百体観音、蟻ヶ城跡、山神様と湧水地、水生植物や昆虫の生息地、北信五岳と棚田が見えるビュースポット、陶芸家の方の穴窯など、徒歩数分の範囲内に、今まで気づかなかった、知らなかった魅力がたくさんあったことにびっくり、そして感激。

 

地域に昔から住んでいる方々のお話を聞きながら、ゆっくり歩いて回りましたが、歴史の話、子供の頃の話、植物の話など、あちこちで話が盛り上がり、なかなか前に進みません。

 

そしてメインの福寿草。

 DSC_1305-2.jpg

ここに住む方が、何年もかけて手入れをし、ここまで増やしたとのお話。

 

大岡ではどこでも見られ、市街地のタンポポのようによくある花ですが、ここまで広範囲に群生していると圧巻で、歓声があがります。

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福寿草、棚田、アルプスの競演。

 DSC_1329-2.jpg

大岡に住んで一年を迎えようとしていますが、この日の体験で、自分の住む地区がぐっと身近に感じられ、愛着が沸きました。

 

隣の地区から参加された方も、大岡で生まれ育ったけど来た事がなかった、こういうのをもっとやりたいよね、という意見や、移住者の先輩も、10年も住んでて知らなかったことばっかり、と喜んでいたり、それぞれ収穫があったようです。

 

私も普段見過ごしていたこと、見えていなかったことがいかに多かったか。

 

昨日と今日とで、見える世界が変わってくる、地元を歩くのが何倍も楽しくなる、そんな感覚に興奮し、その夜はなかなか寝付けなかったのでした。

 

 

 

ちなみに自然が豊かな大岡では、春から秋にかけてたくさんの種類の花が見られ、夏にはスーパーの産直コーナーに野菜に負けないくらい様々な花がずらりと並びます。

寒暖差があるので花の色も鮮やかで、東京の花屋さんで同じ花を見ると、色褪せて見えてしまいます。

 大岡の人達は、男性も女性も花が好きな人が多く、生態にも詳しくて、○○が咲いたら□□を植える、なんて目安にしていたり、田畑の隅に花を植えたり、私もお花を戴いたことが何度もあります。

生活の中に身近に花があるのが、ホントに素敵だな~といつも思ってます。

 

 

 

【大岡】聖山スノーシューハイキング

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2015年2月10日 | 活動内容:移住・交流 |

大岡の鈴木です。

長野に住んだら、スキー三昧だね、と友人達に言われますが、大岡のスキー場は数年前に閉鎖になっていて、近くにはスキー場がありません。

近くにはないんですが、どこのスキー場にも行きやすいというメリットがあります。

鹿島槍まで50分、八方尾根は1時間ちょっと、1時間半あれば栂池高原、戸隠や妙高、北志賀にも行けますし、東京からは遠くてなかなか行きにくかった、シャルマン火打、さかえ倶楽部も行きました。

お隣の麻績村の聖高原スキー場までは40分ほど、リフト1本と小規模ですが、空いてて快適に飛ばせます。平日シニア4時間券が800円ということで、シニアに人気のようです。

東京を夜中に出て寝不足で滑って、帰りは渋滞・・なんて生活とおさらばして、余裕ある冬を楽しんでいます。

 

先日はずっと行ってみたかった、冬の聖山に登ってきました。

DSC_1005.jpg

 

スノーシュー(かんじき)を履くと、深い雪でも足が沈みません。

夏は登山道しか歩けませんが、雪があれば好きなところを歩けちゃいます。

雪が降った翌日は特別な景色が見られます。

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視界が良い日は、山頂からは北アルプスや頚城山塊はもちろん、菅平や浅間山、八ヶ岳のほうまでよく見えます。

帰りは重力にまかせて斜面を駆け下ります。

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誰もいないんで、ニヤニヤしながら転がり落ちてみたりダイブしたり、やりたい放題。

真っ白な雪面に自分の足跡をつけるのが気持ちいい!

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スノーシューなどの道具がないと登るのは難しいですが、雪山登山入門(ほぼハイキングですね)にいかがでしょう。

 

※初心者向けのコースではありますが、冬山未経験者の方は、お天気や道路状況の情報収集をしっかりして、経験者の方と入山してくださいね。

 

 

【大岡】やしょうま作り教室

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2015年1月28日 | 活動内容:文化・行事 |

長野の郷土料理、やしょうま作り教室に参加しました。

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やしょうまの語源は、痩せた馬だったり、「ヤショ(お釈迦様の弟子の名)、美味かった」がなまったとか、諸説あります。

お釈迦様の命日に仏壇に供えるお団子だそうです。

昔は海苔やゴマなどを練りこんだそうですが、今は食用色素を入れて色とりどりの絵柄を作ります。

米粉を練ってふかしたものなので、お餅のような、ういろうのような感じでしょうか。

生地をこねたり伸ばしたり、色を作ったり、太巻き飾り寿司のように、パーツをひとつずつ作って組み合わせていきます。

松と桜を作ってます。

DSC_0930.jpg

工作みたいで楽しい~とコネコネしてましたが、その複雑な細工にまったくついて行けず、後半はベテランのねーさん達に圧倒されっぱなし。

これはすみれを作ってます。

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花びらの隙間に白を詰めて、一本の筒状に組み合わせて、伸ばして・・DSC_0934.jpg

五つに切って重ね、枝も作って桜の木に組みます。

 DSC_0936.jpg

 オトナの粘土遊びは芸術の域に・・・もう完全についていけない!

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これを丸めてぐいぐい伸ばしていく頃には、中がどうなってるのか、何が出てくるのか未知の領域に。

 

ついに完成、糸で切って中の絵が現れた瞬間、わぁっ!きれい!と歓声があがります。

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試食の際は、みなさんの持ち寄りのお惣菜も並びます。

この日のお品書きは、大根の煮物、大根漬物、キムチ、干し柿、塩漬け柿(意外にも甘くて美味!)、こんにゃく(みなさん日常的に手作りしてます)。

DSC_0957.jpg

できたては柔らかいので砂糖醤油で食べました。焼いても揚げても美味しいです。

 

お供えする日は2月15日とのこと。

バレンタインのチョコレートもよいけど、先人たちの継承してきた農村の伝統に敬意を示す気持ちも、忘れないでいきたいと思いました。

 

チョコやケーキよりも和菓子が好きな、鈴木でした。

 

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