「茂垣 明徳」の記事一覧
2024年7月19日
| 活動内容: |
暑い。
夏の農作業はとにかく暑い。
梅雨が明けてこれから本格的な夏を向かえるが、摘果&葉摘み作業はまだまだつづく。
来月になれば極早生種のりんごの収穫も始まる。
課題は暑さを如何にしのぐか?
とにかくできるだけ木陰で作業したい
木陰は涼しい
と感じる。
太陽を遮ってくれるから!?
しかし、木陰が涼しい理由はそれだけではない
植物は根から水分を吸収し、導管を通じて幹や葉に水分を届けることで生長している。
その水と二酸化炭素から栄養素を得るいわゆる「光合成」と
その水を茎を通して葉から蒸発させるいわゆる「蒸散」
この光合成と蒸散の為に吸い上げた水を使用する訳ですが、「蒸散」で使用する水の量は「光合成」の100倍らしい。
そしてこの「蒸散」には、水が液体から気体に変化するために葉の周辺の空気の熱を奪う気化熱効果があるそうだ。
要するに根から水を吸い上げ、葉から蒸散させることで水分を空気中に放出し周辺の外気温を下げてくれるということだ
更に「蒸散」により葉の周辺温度が低くなることで、木の内部の温度が高くなる。
すると暖かい空気は上昇し、木陰には下降気流ができ、冷たい空気が下りてくるという温度差による空気の「対流」が生まれる。この「対流」が木陰に吹くそよ風の生んでいるのです。
なので木陰が涼しい理由は、「蒸散」と「対流」なのです。
なんとその効果は-6℃と言われています。
だから直射日光がガンガンに当たっている葉っぱでも、触るとひんやりと感じられるんです。
2024年6月17日
| 活動内容: |
4月末のりんごの花が咲いてから、作業は摘花から摘果へ。
今はただ、ひたすら摘む。
摘む。
たまに草刈り。
![blog029.jpg](https://nagano-citypromotion.com/local_pr/assets_c/2024/06/blog029-thumb-600x800-16349.jpg)
そして摘む。
時々、消毒。
![blog011.jpg](https://nagano-citypromotion.com/local_pr/assets_c/2023/04/blog011-thumb-600x800-15282.jpg)
そしてまた摘む。
この作業はまだまだ来月もつづく。
そして摘果が終われば、葉摘み作業が始まる。
またひたすら摘む。
暑くても、摘む。
りんご栽培の成果が見えないこの時期はただ何事もなく、
無事に1日を終えること...
それが1番大事。
2024年5月20日
| 活動内容: |
明日5月21日の誕生花「藤」
花言葉は「優しさ」「歓迎」「忠実」「決して離れない」「恋に酔う」
「藤」は「不死」の花といわれ縁起がよい花とされ、「延命長寿」「家運繁盛」「子孫繁栄」の象徴といわれます。
また、香り高い藤の花は奇跡や幸運を引き寄せるという言い伝えがあり、人に害をあたえるものや、悪霊などを取り除く効果があるとも言われています。
春先甘く爽やかな香りを漂わせ、正に"藤色"の花びらが風に舞い散る様子から「吹き散る」といわれていたものが変化して「藤(フジ)」と」命名されたらしい。(諸説あり)
コチラはりんごの中でも最もポピュラーの品種「ふじ」
この"ふじ"の由来も諸説ありますが、
初代ミス日本の山本富士子さんから命名されたらしい。
2024年4月18日
| 活動内容: |
名札が変わりました。
令和6年度から上のデザインに変わった。
下はこれまでのデザイン。
丸に縁のロゴデザイン。
令和5年1月、正にご縁を頂いてココ長野市に移住してきた。
縁を包む丸は円であり縁であり、輪であり和であり、"つながり"である。
それは因縁生起的な"つながり"だけでなく、人と人との"つながり"であり、
"つながり""つながる""つなげる""つなぐ"
と勝手に解釈して気に入っていたのだけれど...
2024年3月18日
| 活動内容: |
我慢とは、「耐え忍ぶこと。こらえること。辛抱。」
忍耐とは、「苦しさ、辛さ、悲しさなどを耐え忍ぶこと。」
もともと"我慢"とは、仏教の煩悩の一つで強い自己意識から起こる慢心のことで、自分を高く見て他人を軽視する心をいったらしい。
「我を張る」など強情な心意を、我が強い→負けん気が強い→ガンバる→辛抱するなどと変化したようです。
世の中には思い通りに行かないことの方がはるかに多いけれど、
仕事は我慢だとか忍耐だとかとは関係なく、
楽しく気持ち良くやりたいものです。