「茂垣 明徳」の記事一覧
2023年8月29日
| 活動内容: |
8/20(日)「第13回地域おこし協力隊SAKURAマルシェ」に出店いたしました。
令和5年1月着任以来、2度目のSAKURAマルシェ 出店ですが、
今回は長沼地区おこし協力隊としてはじめての成果物であるりんご・シナノリップを中心に販売いたしました。
平日昼時開催の前回とは異なり長野市芸術館で開催される「長野市民平和の日のつどい」に合わせての開催のため、
市役所職員以外の方々が来場されました。
しかし、モモやぶどう相手では部が悪かったのか?
前回に続き、残念な結果に終わりました。
りんご及び長沼地区、とりわけ自分自身の置かれている現状を知るよい機会になりました。
2023年7月28日
| 活動内容: |
りんごはどうして赤いのか?
それは、赤くしているからです。
りんごは、太陽の光が当たると赤色に変わります。
しかし、周りの葉や枝や他の実の陰になったり、あるいは方角によって太陽の光が当たる部分と当たらなかった部分があったりすると、
まだら模様や赤くならずに熟したりんごができてしまいます。
なので、りんごを赤くするために「葉摘み」をします。
出来るだけ光が当たるように実の回りの葉を丁寧に摘みます。
一つ一つ。
1本のりんごの樹から収穫できるりんごの数は、概ね200個程度といわれています。
全く気が遠くなりそうです。
しかし残念ながら、
真っ赤なりんご=美味しい
訳ではありません。
葉は、光合成をして養分を作り出すために重要な役割を担っています。
摘み過ぎてはいけません。
りんご1個に必要な葉の数は40~50枚といわれています。
そのため、りんごを赤くすることを優先して葉を摘み過ぎると、
りんごの味や栄養価が下がる可能性があるのです。
では何故「葉摘み」をするのか?
真っ赤なりんごじゃないと売れないからです。
「葉摘み」は収穫前最後の作業。
酷暑のなか今日、早生品種「夏あかり」の葉摘みが終わりました。
間もなく赤く色付いてくるはずです。
1月から始まった地域おこし協力隊としての最初の成果物。
収穫予定日は、8月3日。
次回のブログ担当日が8月29日。
なので、ココで初収穫の様子をお伝えすることはないと思いますが。
2023年6月28日
| 活動内容: |
6月21日(水)
第12回SAKURAマルシェに出店させて頂きました。
令和5年1月着任以来初のマルシェ開催ということですが、
まだ地域おこし協力隊としての成果物がないため前職(フラワーショップ)から花関連の商品を販売させて頂きました。
が、
結果は大惨敗。
反省しています。
2023年3月29日
| 活動内容: |
東京では桜が開花し、
こちら長野市ではまだ桜の開花まではいきませんが、すっかり暖かくなり青い花が咲きました。
オオイヌノフグリといいます。
りんごの樹の上に咲きました。
ここ長野市長沼地区は2019年の台風19号千曲川の氾濫により、家も畑も水没し大きな被害を受けた地域です。
この高さまで土砂がきました。
未だ復興の最中だし、その後遺症も至る所に残っています。
自分には想像もできないくらい苦しい思いもしてきたはずです。
自分には想像もできないくらい辛いこともあるはずです。
大変なご苦労をされて現状まで回復されてきた人たちです。
更には農業は重労働です。
それでもみんな優しい。
それでもみんな親切。
それでもみんな楽しく、そして笑顔なのです。
楽しく笑顔で仕事すること。
農業やりんご栽培の技術だけでなく、私はそのマインドも同時に学ぶ必要があります。
それはきっと人々だけでなく、りんごの樹にも伝わるはずなのです。
それはきっと美味しいりんごを作るためにも、必要なことだと思うのです。
2023年1月27日
| 活動内容: |
はじめまして。
令和5年1月より長野市地域おこし協力隊として長沼地区に着任いたしました茂垣明徳(もがき あきのり)と申します。
令和4年12月24日ホワイトクリスマスに埼玉県から引越して参りました。
いきなり大雪の洗礼を浴び、荷下ろしよりも前に雪かきから始まりましたが、
約1ヶ月が経過しても未だ観光客気分が抜けず、人生初の完全週休二日を満喫しております。
とはいえ、私は地域おこし協力隊として長沼地区に来ました。
主な任務は、
・長沼地区の特産である「りんご」栽培及び経営ノウハウの習得
・「りんご」の販路開拓・拡大、特産品の開発・ホームページやSNSを利用したPR活動
・長沼林檎生産組合「ぽんど童」の皆様と共にりんご栽培等に関わる活動に参画
・遊休農地の維持・活用のための諸事業の企画・運営
2019年の台風19号により大きな被害を受けた長沼地区に定住し、りんご農家として独立就農して遊休農地の利活用をすること。
それが最大のミッションになります。
被災や高齢化などで続けられなくなった畑などを管理し、信州りんご発祥の地としての矜持を維持していく活動をする若手林檎生産組合「ぽんど童」の皆様に主にサポートして頂き、まずはりんごの剪定から教えて頂いています。
ぽんど童の皆さん。
全員、師匠です。
りんご栽培はおろか、農業未経験の私にも分かりやすく、優しく、丁寧に教えて頂いています。
長野市には歴史的な名所や温泉、観光地、美味しいものなどなど、たくさんの魅力に溢れていますが、
最大のアピールポイントは"人"
とにかくみんな"いい人"
ぽんど童の皆さん、りんご農家の皆さんはもちろん、近隣住民の皆さん、長沼支所の皆さん、長野市役所の皆さん他...
このご縁とご温情に感謝の毎日です。
今はまだ何もお役に立てませんが、出来るだけ早く恩返しできるよう取り組んで参る所存ですので、何卒よろしくお願い致します。