「茂垣 明徳」の記事一覧
2023年11月24日
| 活動内容: |
今日も日中はポカポカ陽気。
りんご畑にはトンボとミツバチとてんとう虫。
なんだか季節感も狂いがちですが、
11月22日~11月26日ごろは、
二十四節気・小雪の初候 七十二候の第五十八候
虹蔵不見[にじかくれてみえず]
空を見上げても虹は隠れて見えない、
どんよりとした重たい雲が垂れ下がる日々が続く頃。
空からは小雪がちらちらと風に舞い、
野山が雪化粧をし始める頃。
ドンピシャのタイミングで、
ここ長野市でも明日25日未明から雪予報。
短い秋が終わり、急激に寒くなってきました。
ふじの収穫作業も最終盤戦。
りんごの木も葉が落ちはじめましたが...
七十二候の第五十九候は、
朔風払葉[きたかぜこのはをはらう]
2023年10月23日
| 活動内容: |
10月も下旬となり8月から始まった収穫作業もピークを向かえようとしている。
夏あかりから始まり、シナノリップ、つがる、秋映、紅玉、シナノゴールド...
作業効率化のために早生品種から中生種、メインの品種であるフジなどの晩成種とさまざまな品種を栽培している場合が多い。
日本のりんごの品種は、約2000種類と言われている。
甘いりんごもあれば、スッパイりんごもある。
生食用があれば、アップルパイやスイーツなどの調理用もあるし、
ジュースやジャムなどの加工用もある。
「1つのりんごは医者を遠ざける」ということわざがあるくらい、
りんごにはビタミンや食物繊維などたくさんの栄養素があり、
プロシアニジンなどさまざまなポリフェノールがある。
りんごって食べられるだけではない。
化粧品として利用されたり、しぼりかすはアップルレザーとして再生されたりしているほか、
有機質堆肥やバイオマス燃料として使用されたり、環境問題にも貢献している。
恐らくそれだけではない。
りんごには様々なチャンスとあらゆる可能性がある。
しかし、りんごの栽培は簡単ではない。
りんご栽培の場合、今日学んだことを生かせるのは1年後。
10年経っても10回しか経験出来ない。
農業未経験、果樹栽培未経験からスタートした初老の55歳には、
一体どれくらいのチャンスと可能性が残されているだろうか?
ChatGPTに尋ねてみた。
『55歳でもまだたくさんのチャンスと可能性があります。
年齢は経験と知識を積み重ねる場合があるかもしれません。
以下はいくつかの可能性の例です
1.新しいキャリア: 新しいキャリアへのステップチェンジは完全に可能です。過去の経験を忘れて新しい分野に挑戦することができます。
2.起業:自分のビジネスを始めることは55歳でも実現可能です。独自のアイデアや専門知識を活かすチャンスがあります。
3.学習: 新しいスキルや趣味を学ぶことができます。オンラインコースや地元の大学で学ぶことができます。
4.ボランティア: ボランティア活動は社会貢献につながり、新しい友人と出会う機会を提供します。
年齢は新たな可能性を追求する障害ではなく、
新しい挑戦と成長の機会の始まりであることを忘れないでください。』
とのことです。
長沼地区地域おこし協力隊としての任務の1つ「SNSを利用したPR活動」として、
長沼林檎生産組合「ぽんど童」のインスタグラムのアカウントを作成いたしました。
是非覗いてみてください。
2023年9月27日
| 活動内容: |
長沼地区地域おこし協力隊としての任務の1つ「SNSを利用したPR活動」として、
長沼林檎生産組合「ぽんど童」のインスタグラムのアカウントを作成いたしました。
是非覗いてみてください。
明日9月29日は、十五夜。
十五夜とは、
旧暦の毎月15日の夜のことなのですが、十五夜が「中秋の名月」と呼ばれるのは、
旧暦の8月15日「中秋」が1年で月が最も美しく明るく見える日だから。
十五夜は「中秋の名月」を鑑賞しながら、農作物などの収穫を月に感謝する行事。
ですが、今年は凍霜害や猛暑残暑の影響などにより近年まれにみる不作とのこと。
なかなか笑顔で「ありがとう」と言える気分でもないかもしれません!?
しかし風水的に見ると...
太陽の光を反射している月の光は、まろやかでしっとりとしたエネルギーに満ちていて、
積極的に月を見ることで運気が上昇するとの事。
お酒や水を月の光に当てて飲むと体内から月のパワーを得られ、豊かさや五穀豊穣のほか
財布を月の光にかざすと金運アップなんかも期待できるらしい...!?
しかも、
「中秋の名月」とは、単に中秋(旧暦8月15日)の月のことを指しているので、十五夜の月が必ずしも満月になるとは限らないのですが、2023年今年の「中秋の名月」は...
なんと
ぴったり満月!!
農業に限らずですが、一生懸命カンバッても望んだ結果が得られるとは限らないし
古来より呪術力を持つと言われているススキや花を飾って、
来年への期待を込めてお月見するのもありかもね...!?
おまけに
月には、女性を美しくさせるパワーまであったりするんだとか!?
2023年8月29日
| 活動内容: |
8/20(日)「第13回地域おこし協力隊SAKURAマルシェ」に出店いたしました。
令和5年1月着任以来、2度目のSAKURAマルシェ 出店ですが、
今回は長沼地区おこし協力隊としてはじめての成果物であるりんご・シナノリップを中心に販売いたしました。
平日昼時開催の前回とは異なり長野市芸術館で開催される「長野市民平和の日のつどい」に合わせての開催のため、
市役所職員以外の方々が来場されました。
しかし、モモやぶどう相手では部が悪かったのか?
前回に続き、残念な結果に終わりました。
りんご及び長沼地区、とりわけ自分自身の置かれている現状を知るよい機会になりました。
2023年7月28日
| 活動内容: |
りんごはどうして赤いのか?
それは、赤くしているからです。
りんごは、太陽の光が当たると赤色に変わります。
しかし、周りの葉や枝や他の実の陰になったり、あるいは方角によって太陽の光が当たる部分と当たらなかった部分があったりすると、
まだら模様や赤くならずに熟したりんごができてしまいます。
なので、りんごを赤くするために「葉摘み」をします。
出来るだけ光が当たるように実の回りの葉を丁寧に摘みます。
一つ一つ。
1本のりんごの樹から収穫できるりんごの数は、概ね200個程度といわれています。
全く気が遠くなりそうです。
しかし残念ながら、
真っ赤なりんご=美味しい
訳ではありません。
葉は、光合成をして養分を作り出すために重要な役割を担っています。
摘み過ぎてはいけません。
りんご1個に必要な葉の数は40~50枚といわれています。
そのため、りんごを赤くすることを優先して葉を摘み過ぎると、
りんごの味や栄養価が下がる可能性があるのです。
では何故「葉摘み」をするのか?
真っ赤なりんごじゃないと売れないからです。
「葉摘み」は収穫前最後の作業。
酷暑のなか今日、早生品種「夏あかり」の葉摘みが終わりました。
間もなく赤く色付いてくるはずです。
1月から始まった地域おこし協力隊としての最初の成果物。
収穫予定日は、8月3日。
次回のブログ担当日が8月29日。
なので、ココで初収穫の様子をお伝えすることはないと思いますが。