「茂垣 明徳」の記事一覧
2024年1月23日
| 活動内容: |
令和5年1月に長沼地区地域おこし協力隊として着任、
埼玉県北本市より移住してから1年が経過しました。
「あっという間の1年だった」
と言いたいところですが、もう何年もココの住んでいるかのように長野の時間、農家の1年はゆっくりと過ぎてきました。
2年目を迎えるにあたって、1年目と同じように過ごしてはいけない。
当たり前のことだけど...
農業未経験、果樹栽培未経験からスタートして、
この1年で勉強させて頂いたこと、経験させて頂いたことを活かさなければいけない。
改めて1年前の記憶をたどりながら...
とは言え、りんご栽培は1年で1サイクル。
1年掛けて、たった1回経験したに過ぎない。
地域おこし協力隊としての任期は残り2年。
2倍速あるいは3倍速でコトを進めないといけない焦りもあったりする。
年齢的に20代や30代の若い方々の2年とはワケが違うので...
だけどココ長野では時間がゆっくりと流れている。
それを忘れてもいけない。
このペースにはなかなか慣れないけれど...
2023年12月22日
| 活動内容: |
いよいよ令和5年も年末を迎え、
りんごの収穫も終了しました。
もちろん、店頭で販売されているようなキレイなりんごばかりではない。
通常の生食用ではない、出荷しても二束三文のいわゆる「下もの」をどう販売するかは農家にとって大きな課題なのですが。
再三お伝えしてきた通り、本年は春の開花時期の凍霜害や地球温暖化の影響による猛暑、干ばつ、日焼け等々、史上最悪クラスの不作不良ということもあり...
搾ってみました。
意外とアナログで。
結構な重労働です。
12月20日SAKURAマルシェで販売しました。
砂糖も着色料も加えていない
全くの搾りっぱなし。
農薬、化学合成肥料を従来の栽培方法より50%削減して栽培した
人にやさしいだけでなく環境にもやさしい
安心安全なサンふじ100%のフレッシュジュースでした。
2023年11月24日
| 活動内容: |
今日も日中はポカポカ陽気。
りんご畑にはトンボとミツバチとてんとう虫。
なんだか季節感も狂いがちですが、
11月22日~11月26日ごろは、
二十四節気・小雪の初候 七十二候の第五十八候
虹蔵不見[にじかくれてみえず]
空を見上げても虹は隠れて見えない、
どんよりとした重たい雲が垂れ下がる日々が続く頃。
空からは小雪がちらちらと風に舞い、
野山が雪化粧をし始める頃。
ドンピシャのタイミングで、
ここ長野市でも明日25日未明から雪予報。
短い秋が終わり、急激に寒くなってきました。
ふじの収穫作業も最終盤戦。
りんごの木も葉が落ちはじめましたが...
七十二候の第五十九候は、
朔風払葉[きたかぜこのはをはらう]
2023年10月23日
| 活動内容: |
10月も下旬となり8月から始まった収穫作業もピークを向かえようとしている。
夏あかりから始まり、シナノリップ、つがる、秋映、紅玉、シナノゴールド...
作業効率化のために早生品種から中生種、メインの品種であるフジなどの晩成種とさまざまな品種を栽培している場合が多い。
日本のりんごの品種は、約2000種類と言われている。
甘いりんごもあれば、スッパイりんごもある。
生食用があれば、アップルパイやスイーツなどの調理用もあるし、
ジュースやジャムなどの加工用もある。
「1つのりんごは医者を遠ざける」ということわざがあるくらい、
りんごにはビタミンや食物繊維などたくさんの栄養素があり、
プロシアニジンなどさまざまなポリフェノールがある。
りんごって食べられるだけではない。
化粧品として利用されたり、しぼりかすはアップルレザーとして再生されたりしているほか、
有機質堆肥やバイオマス燃料として使用されたり、環境問題にも貢献している。
恐らくそれだけではない。
りんごには様々なチャンスとあらゆる可能性がある。
しかし、りんごの栽培は簡単ではない。
りんご栽培の場合、今日学んだことを生かせるのは1年後。
10年経っても10回しか経験出来ない。
農業未経験、果樹栽培未経験からスタートした初老の55歳には、
一体どれくらいのチャンスと可能性が残されているだろうか?
ChatGPTに尋ねてみた。
『55歳でもまだたくさんのチャンスと可能性があります。
年齢は経験と知識を積み重ねる場合があるかもしれません。
以下はいくつかの可能性の例です
1.新しいキャリア: 新しいキャリアへのステップチェンジは完全に可能です。過去の経験を忘れて新しい分野に挑戦することができます。
2.起業:自分のビジネスを始めることは55歳でも実現可能です。独自のアイデアや専門知識を活かすチャンスがあります。
3.学習: 新しいスキルや趣味を学ぶことができます。オンラインコースや地元の大学で学ぶことができます。
4.ボランティア: ボランティア活動は社会貢献につながり、新しい友人と出会う機会を提供します。
年齢は新たな可能性を追求する障害ではなく、
新しい挑戦と成長の機会の始まりであることを忘れないでください。』
とのことです。
長沼地区地域おこし協力隊としての任務の1つ「SNSを利用したPR活動」として、
長沼林檎生産組合「ぽんど童」のインスタグラムのアカウントを作成いたしました。
是非覗いてみてください。
2023年9月27日
| 活動内容: |
長沼地区地域おこし協力隊としての任務の1つ「SNSを利用したPR活動」として、
長沼林檎生産組合「ぽんど童」のインスタグラムのアカウントを作成いたしました。
是非覗いてみてください。
明日9月29日は、十五夜。
十五夜とは、
旧暦の毎月15日の夜のことなのですが、十五夜が「中秋の名月」と呼ばれるのは、
旧暦の8月15日「中秋」が1年で月が最も美しく明るく見える日だから。
十五夜は「中秋の名月」を鑑賞しながら、農作物などの収穫を月に感謝する行事。
ですが、今年は凍霜害や猛暑残暑の影響などにより近年まれにみる不作とのこと。
なかなか笑顔で「ありがとう」と言える気分でもないかもしれません!?
しかし風水的に見ると...
太陽の光を反射している月の光は、まろやかでしっとりとしたエネルギーに満ちていて、
積極的に月を見ることで運気が上昇するとの事。
お酒や水を月の光に当てて飲むと体内から月のパワーを得られ、豊かさや五穀豊穣のほか
財布を月の光にかざすと金運アップなんかも期待できるらしい...!?
しかも、
「中秋の名月」とは、単に中秋(旧暦8月15日)の月のことを指しているので、十五夜の月が必ずしも満月になるとは限らないのですが、2023年今年の「中秋の名月」は...
なんと
ぴったり満月!!
農業に限らずですが、一生懸命カンバッても望んだ結果が得られるとは限らないし
古来より呪術力を持つと言われているススキや花を飾って、
来年への期待を込めてお月見するのもありかもね...!?
おまけに
月には、女性を美しくさせるパワーまであったりするんだとか!?