2024年3月25日
| 活動内容:農作業 |
こんにちは!
篠ノ井信里地区の那須野です。
先月の記事で今年は雪が少ない、なんて言っていたら3月に入ったら今度は雪が多かったですね。
我が家の軒下に吹き込んだ雪の上にペアの野良猫の足跡が。。
なんだかほっこりします。
![IMG_0086.jpg](https://nagano-citypromotion.com/local_pr/images/IMG_0086.jpg)
そしてこんな天気だから油断していたのですが、雪がまぶしくサングラスをかけて数日作業をしていたら見事にサングラス跡を残して日焼けしました。。
どんな時期や天気でも農作業をするときは日焼け対策必須ですね。
・ぶどう畑でのこと
さて、1月2月は、それなりにスローライフを楽しんでいましたが、
3月のぶどうはいよいよ剪定も始まり、あっという間に時間が過ぎたように思います。
今月は信州新町、信更、七二会と3つの圃場と3人の師匠のもと学ばせていただきました。
2024年3月22日
| 活動内容:農作業 |
ご無沙汰してます、信更地区担当の梅野です。
剪定も無事に終わり、今は次の段階の作業に入りました。
剪定した後には、菌が入らないよう切り口に薬品を塗布するのですが、そんな作業は想定していなかったので、ただ単に徒長枝(とちょうし)という邪魔な枝を切ることしか考えていませんでした。そのため切り口がささくれだっていたり、しっかりと根本から切っていなかったりと、薬剤の塗布がしにくい状態でした。
その後の作業が有っても無くても、最初から何でも丁寧に仕事はするべきだなと学びました。
![IMG_6046.jpgのサムネイル画像](https://nagano-citypromotion.com/local_pr/assets_c/2024/03/IMG_6046-thumb-550x856-16075-thumb-550x856-16076.jpg)
人間で言うところの角質削りのような事もやりました。
粗皮削りと言って、幹や枝の表面に沢山ついている、剥がれかけた古い樹皮を削っていく作業です。
このささくれだった古い樹皮の内側に虫が隠れているので、樹皮を剥がさないと消毒が隅々までしっかり行き届きません。
専用の器具を使って、人力で一本一本粗皮を剥がしていきます。
これがなかなか時間のかかる作業で・・・二月に比べて三月は雪の日が多かったのと、三月下旬に消毒散布の予定が組まれている、この二つの壁が立ちはだかりましたが、薬剤塗布と違って粗皮削りは少しの降雪くらいなら作業出来たので、天気の良い日に薬剤塗布、天気の悪い日は粗皮削りと、作業を並行して急ピッチで進めていき、なんとか消毒散布までに終わらせる事ができました。
![IMG_6049.jpgのサムネイル画像](https://nagano-citypromotion.com/local_pr/assets_c/2024/03/IMG_6049-thumb-550x844-16077-thumb-550x844-16078.jpg)
P,S
知り合いの農家さんに習って、原木に椎茸、なめこの駒うちをやりました。
今やったのが収穫出来るのは、今年ではなく来年の秋だそうです。
ほったらかしで良いなら楽ですが、陽射しを避けるように工夫したり、原木を天地返ししたり、夏場などは水をくれてやらないといけなくて・・・
色々と大変な分、来年の秋が楽しみです。
![IMG_6048.jpgのサムネイル画像](https://nagano-citypromotion.com/local_pr/assets_c/2024/03/IMG_6048-thumb-550x844-16079-thumb-550x844-16080.jpg)
2024年3月21日
| 活動内容:農作業 |
こんにちは。若穂地区協力隊の北村です。
3月、春分の日を過ぎ、暖かく...と思いきや寒波到来で雪が降り。。昨日は今シーズンも残りわずかかと雪山へ行ってきました。
(↑長野市じゃなくてすみません)
さて今月はりんごの剪定作業を中心に、剪定した枝をまとめたり、チッパーにかけたりといったお手伝いをさせていただいています。
チッパーはその畑で剪定した枝を粉砕し、土に返すという理想的な循環型農業じゃないかと思います。しかし、機械モノは高価で危険も伴います。細心の注意を払って作業します。
そして雪の中でも剪定は続きます。花芽が出る前に消毒などの工程が控えているので。
今年の収穫を左右する重要な工程です。基本は共通していますが、樹の状態や品種によっても変わってくるので、、やはり難しい。
人の樹だから切れるでしょ?って言われましても、、いや、人様の樹だからこそ、簡単には切れません。
良い経験を積ませていただいてます。
恐る恐る切ってみて、師匠の出来上がりと見比べて、、、わからないなりにも頭使ってるようで、帰ったら結構ぐったりグッスリです。
そんな疲れを癒すのが眺望と温泉!この近くには温泉も多いですが、お湯を汲めるスタンドもあり、自宅でも温泉に浸かれます。
2024年3月19日
| 活動内容:農作業 |
こんにちは、芋井地区担当の岸です。今回は、前回に続いて、芋井地区の貴重な財産である飯縄山と飯縄神社についてご紹介させていただきます。
前回のブログでは、あの有名な高尾山の総本山が飯縄山であるとお話させていただきました。その高尾山を昨年、地元の一行と訪ねた際、高尾山の僧侶が飯縄山の由来について話してくれました。
![a01.png](https://nagano-citypromotion.com/local_pr/images/a01.png)
↑ 飯縄山
飯縄山は、山岳信仰の山として山伏が修行する霊山だったそうで、その開山は、戸隠山より早かったと言います。そして、飯縄とは、食べられる砂=メシ(飯)の砂(飯砂=イイズナ)が由来というのです。この砂が転じて、縄(づな)になったとのこと。
この飯の砂は、菌類かバクテリアかで実在したもので、通称「天狗の麦飯」と呼ばれています。山伏がご飯のようにカロリーとミネラルを摂取できるものとして実際に食し、国内で飢饉があった際、山伏が庶民に配り、人々を飢餓から救ったというエピソードもあります。
この麦飯の標本が、芋井公民館や戸隠地質化石博物館に残っているのですが、どちらも真っ黒に炭化した状態で今日に至っています。この天狗の麦飯は明治時代、化学者が大真面目に成分分析した資料も見つけることができとても驚きました。
↑ 芋井公民館に収蔵されている天狗の麦飯の標本
飯縄山と言えば飯縄大権現。そのご神体は、白狐の上に乗った烏天狗。日本各地には、数々の天狗伝説がありますが、飯縄天狗三郎は日本八大天狗に数えられ、その霊力は、もの凄く強かったようです。
飯縄大権現は戦勝の神様とも言われ、戦後武将からも厚く信仰されていました。上杉謙信は自らの兜のシンボル像に採用。芋井地区内の荒安集落にある飯縄神社里宮は、武田信玄が寄進して造られたものだそうです。また、室町時代には、足利義満が、地蔵菩薩像を飯縄神社に寄贈したとされています。
↑ 高尾山薬王院のHPから引用
このように山伏の修験道としては、戸隠山よりも開山が早かったとされる山岳信仰の山である飯縄山、そして、そこに祀られた飯縄大権現。この地元の貴重な財産を、今後の地域の未来のために大切に生かして行きたいと思います。
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2024年3月18日
| 活動内容:農作業 |
我慢とは、「耐え忍ぶこと。こらえること。辛抱。」
忍耐とは、「苦しさ、辛さ、悲しさなどを耐え忍ぶこと。」
もともと"我慢"とは、仏教の煩悩の一つで強い自己意識から起こる慢心のことで、自分を高く見て他人を軽視する心をいったらしい。
「我を張る」など強情な心意を、我が強い→負けん気が強い→ガンバる→辛抱するなどと変化したようです。
世の中には思い通りに行かないことの方がはるかに多いけれど、
仕事は我慢だとか忍耐だとかとは関係なく、
楽しく気持ち良くやりたいものです。