【大岡】やしょうま作り教室
2015年1月28日 | 活動内容:文化・行事 |
長野の郷土料理、やしょうま作り教室に参加しました。
やしょうまの語源は、痩せた馬だったり、「ヤショ(お釈迦様の弟子の名)、美味かった」がなまったとか、諸説あります。
お釈迦様の命日に仏壇に供えるお団子だそうです。
昔は海苔やゴマなどを練りこんだそうですが、今は食用色素を入れて色とりどりの絵柄を作ります。
米粉を練ってふかしたものなので、お餅のような、ういろうのような感じでしょうか。
生地をこねたり伸ばしたり、色を作ったり、太巻き飾り寿司のように、パーツをひとつずつ作って組み合わせていきます。
松と桜を作ってます。
工作みたいで楽しい~とコネコネしてましたが、その複雑な細工にまったくついて行けず、後半はベテランのねーさん達に圧倒されっぱなし。
これはすみれを作ってます。
花びらの隙間に白を詰めて、一本の筒状に組み合わせて、伸ばして・・
五つに切って重ね、枝も作って桜の木に組みます。
オトナの粘土遊びは芸術の域に・・・もう完全についていけない!
これを丸めてぐいぐい伸ばしていく頃には、中がどうなってるのか、何が出てくるのか未知の領域に。
ついに完成、糸で切って中の絵が現れた瞬間、わぁっ!きれい!と歓声があがります。
試食の際は、みなさんの持ち寄りのお惣菜も並びます。
この日のお品書きは、大根の煮物、大根漬物、キムチ、干し柿、塩漬け柿(意外にも甘くて美味!)、こんにゃく(みなさん日常的に手作りしてます)。
できたては柔らかいので砂糖醤油で食べました。焼いても揚げても美味しいです。
お供えする日は2月15日とのこと。
バレンタインのチョコレートもよいけど、先人たちの継承してきた農村の伝統に敬意を示す気持ちも、忘れないでいきたいと思いました。
チョコやケーキよりも和菓子が好きな、鈴木でした。