長野市地域おこし協力隊はながのシティプロモーションの一環です

35歳 単身移住 ~築141年の土蔵を蘇らす~(篠ノ井信里地区 木村)

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2022年9月 1日 | 活動内容:移住・交流 |

田圃のイネたちが次々にこうべを垂れて色づいてくる季節。

我が家のササシグレも、ダイズも、今年は去年にも増して良い状態。

ダイズの葉の上でピースをするカエルに癒されながら、9月下旬の秘伝の枝豆の出荷時期が待ち遠しい今日この頃。

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地域の宝である高原花豆を栽培

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2022年8月30日 | 活動内容:移住・交流 |

芋井地区担当の岸豊です。今回は、農業振興のミッションのうち、地域の特産品である高原花豆栽培についてご紹介させていただきます。

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私が現在手がけている農業の圃場は、夏野菜、ブルーベリー、高原花豆の3カ所です。このうち、花豆の圃場は2カ所で、作付面積は3㌃強といったところでしょうか−。花豆専用の圃場は、その昔は、ホップ、その後に高原花豆が栽培された後に耕作放棄となった場所だそうです。

当初、この圃場では、ソルガム=高きびを栽培する予定でしたが、高きびは粘土つちより黒土を好むことから、黒土の圃場を見つけることから、本圃場の取り組みが始まりました。

芋井地区は概ね急斜面の地すべり地帯に位置しており、地域の海抜の低い地域は概ね粘土つち、海抜が850mを超える軍足池から飯綱高原の一帯は火山灰をベースにした黒土が一般的です。芋井の地に着任して初めて、黒土が火山灰由来であることも知りました。

ソルガム栽培については、七二会の栽培講習会にも参加し、耕作放棄地対策に取り組むと意欲満々でしたが、ソルガムは、1kgの成果品を得るのに加工賃が300円もかかることから、より費用対効果が高く、地域の特産品開発にもつなげられると考えた花豆にシフトすることとしました。

圃場はある程度草刈りがなされ休耕状態ではありましたが、ススキ=茅の大きな株が陣取っていたり、昨年盛大に繁茂した雑草の残渣を集めて燃やすなど、花豆栽培の取り組みは、開墾的な作業から始まりました。

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高原花豆は、正式名をベニバナインゲンといい、鮮やかなオレンジ色の花が咲き、蔓は、葛蔓のように旺盛に繁茂し、紫色や白色で長さ2.5㎝の大粒の美味しい煮豆が食べられます。海抜800m以上が栽培適地とされ、それ以下の地帯ですと生育不良を起こすと言われています。

圃場整備と同時並行で行ったのが苗づくりです。直播きは、欠株が生じることと、青果店で購入した貴重で高価な豆を無駄に植えるのはもったいないと思ったからです。

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苗づくりは、種を手に入れることから始まりしましたが、ここで大失敗をしてしまいます。何に?と言いますと、北海道産かの小粒の食用豆に手を出してしまったのです。地域の花豆農家や種苗店、地域の直売所で販売しているものを仕入れれば良かったのですが、後悔先に立たず...。

とは言うものの、苗づくりは、大きな種を選ぶことから始めました。食品トレーの上にティッシュをかぶせ、その上に豆を載せて水で湿らせて芽出しを行います。豆は水分を含むと2倍以上にみるみる膨らみビックリです。豆は三日月のように凹んだところにお臍があり、そこから根っ子が顔を出します。とても愛おしい気持ちになります。

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この根が生え出したものを取り出し、ポットに植え付けます。豆の上下を考えて植えます。苗はおよそ200を育てましたが、そのうちに面倒臭くなり、ポットに直播きするようになりました。当然、ポットだと欠株が生じます。

しばらくすると、ポットの土から大きな豆が土を押し退けて地上に姿を現します。そんなに重たい身体を、「よっこらしょ!」と持ち上げる姿を見るにつけ、「あなた凄いわね!大丈夫!」と心の中で声をかけてしまいます。

花豆の豆部分は、大きな双葉となり、軸も太く、他の夏野菜とは趣が大分異なります。圃場が整ったこところで定植。2カ所ある花豆圃場のうち、夏野菜と同居する圃場の直ぐ隣には、他の農家さんの先行する花豆が順調に生育しており、立派な生育ぶりに目を見張りました。この時、悟ったわけです。種は重要であることを...。花豆ネタは次回以降にまた投稿したいと思います。

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2022年8月 大雨、災害発生(中条地区 大岡)

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2022年8月26日 | 活動内容:移住・交流 |

こんにちは

中条地区の大岡です。

8月に入り異常に暑い日が続いておりますがお元気でしょうか。

8月6日の夜、長野市中条やおとなりの小川村では突然のゲリラ豪雨に見舞われました。

その日の昼は普通の天候だったと思います。

それが夜10時頃以降激しい雨が降り続きました。

夜なので外の様子もわかるわけもなく。

ただただ雨音だけが聞こえる長い夜でした。

突然、スマホが大雨を伝えたり、無線放送が音量マックスで警報をならすので

ビクビクしてました。

そして、次の日は長野県知事選挙に従事することもあり

避難を呼びかけてくれた友人の家に逃げるわけにもいきませんでした。

夜が明け、雨は止んでいたものの家の前の土尻川が暴れた光景が目に入ってきました。

畑や田んぼに浸水した跡があります。

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土尻川沿いにある中条支所も川沿いはこのような様子。

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橋に流木や土砂が絡み川をせき止めてしまったようです。

次の日は日曜日にもかかわらず、支所の職員の皆様多く支所に駆けつけてこられ

対応をされていました。

また並行して選挙もつつがなく行われました。

床下浸水、土砂の崩落、畑の被害、道路通行の復旧等様々な被害が報告されています。

今もなお復旧の最中です。

私も土木担当の方のお手伝いという形でほんの少し復旧に携わりました。IMG_3555.jpg

土砂が道路をふさいでいます。

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土砂をドーザで掻き出していきます。

もちろん運転しているのは土木の大先輩です。

私はこの現場では画像記録を担当。

中条地区内ではこのようなところが多く発生、民間の業者さん、県、他地区からの応援により復旧を続けています。

このようなゲリラ豪雨による被害はどこで起きてもおかしくありません。

これからの台風シーズン皆様も備えをお忘れないようお願いいたします。

避難所体験会とちょこっと夏祭りに参加しました(豊野地区 古畠)

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2022年8月16日 | 活動内容:移住・交流 |

こんにちは!豊野地区の地域おこし協力隊 古畠です。

8月は本当に暑い日が続きますね...。この季節農作業は体力の消耗が激しい!ラジオでも熱中症に気をつけ、必ず水を飲んで作業してくださいと放送されるようになりました。農作業をする上で、今までの季節の中で一番キツイ時期だと思います。農家さんもできる限り日中はお昼寝して、比較的朝方や午後も少し遅めの時間に作業するなど身体を調整しています。私は前職はオフィスのクーラーの中で働いていたので、この季節余り外に出ていませんでしたが、普段から外で仕事をされていた方は本当に頭が下がる思いですね。

さて、8月11日の山の日に、豊野支所前のゆたかの公園にて
「避難所体験会とちょこっと夏祭り」が開催されました。

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こちらのイベントは豊野地区の住民自治協議会女性部会さんが主催され、
令和元年10月に台風19号災害で被災した経験を生かしながら、楽しみながら防災に備える知識を学べるイベントでした。
それに加えて、とよの夏祭りも同時開催とのことで、かき氷やフランクフルトなどを振る舞う出店、
子供が楽しめるお菓子掬い等も出店しました。

被災当時に活動していたボランティアの団体も参加され大変、賑やかなイベントとなりました。
私もスタッフとして参加させていただき、写真の撮影や設営の手伝いをさせていただきましたので、今回はこちらのイベントについて記載させていただきます。

災難・災害(鬼無里地区 木原)

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2022年8月10日 | 活動内容:移住・交流 |

最近、伐採作業中に蜂にさされる協力隊員は一体誰か。そう、私です。

生まれてこのかた蜂に刺されたことがなく、普段の活動上刺されるリスクが高いので覚悟はしていたのですが、いよいよその洗礼を受けました。

先月末、枯れたエンジュの木を伐採するために樹上で邪魔な枝を落とし終えて下りてきたところ、腰に付けていたランヤードのカラビナが植木の茂みにひっかかりグッと引っ張ったところ、どうやらそこに蜂の巣があったようで飛び出してきた蜂に左ひじを刺されました。
伐採場所の施主様がポイズンリムーバーを貸してくださったのでそれを使って吸い出し、大騒ぎしてしまった割にはそれほど腫れることもなく事なきを得ました。

また昨日は鬼無里運動場のフェンス際にあるミズキを樹上で伐採していたところ、フェンスに絡んだ邪魔なツルを引っ張ったとたんに飛んできた蜂に刺されました。
黄色い巣とともに数匹飛んでいるのが見えたので慌ててミズキから降りて逃げつつ、すぐに刺された場所をつまんで吸い出したので大丈夫かと思っていたのですが、今朝になって少し腫れてきました。

1回目刺された時にまた刺されるだろうからファーストエイドキットを用意しておこうと思っていたのですが見事に忘れていたので、あとでネットショップでポチっとしておこうと思います。。。

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