「佐々木 健司」の記事一覧
2021年6月30日
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大岡地区の佐々木です。
先月に引き続き、地区内のワイン用ぶどう畑での苗木育成作業を続けています。
<先月までは畑の茶色と、黒マルチ(ビニールシート)の黒色が目立っていましたが、芽吹いた苗木の緑色が映えるようになってきました。>
<とはいえ、芽が出た苗木もあれば、出ていない苗木も、ちらほら。今のところ一進一退といった様子ですが、まだまだ気が抜けません。>
緑が美しい景色というものは良いものです...見る分には。
上の写真、苗木を覆いつくさんばかりに生えてきた雑草を、刈ったり抜いたりして片付けた後の写真です。
土中には雑草という緑色の伏兵がおりました。
2021年5月28日
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大岡地区の佐々木です。
当地にも道の駅がありまして、犀川(さいがわ)を沿うように走る国道19号線を南下していくと「長野市大岡特産センター」が見えてきます。
去る5月24日、その長野市大岡特産センター周辺での草刈り作業がありまして、そちらに参加して参りました。
<長野市大岡特産センターの窓辺に広がる犀川沿いでの、草刈り作業の模様。前日までは雨天でしたが、当日は天候に恵まれました。>
少々脱線しますが、草刈りに用いる刈払機を「ビーバー」と呼ばれる方が、長野には多いようです。ちなみに、長野県と他県で並行して農業をされている方が、ここでいう「ビーバー」を「長野語」と称していたこともあったなぁ...。
私も不思議に思っていたのですが、少々調べてみたところ「山田機械工業株式会社」がリリースしている刈払機のブランド名が「ビーバー」であることに由来している...のでしょうか?だとしても、その呼称が長野にスポットで定着した理由までは、まだ分かってないのですが。
私は動物が好きなので、動物園や水族館にいるビーバー(←Wikipedia参照、賢い動物らしいです)由来のエピソードなどを期待していましたが、さすがにそれは無いか...。
2021年4月30日
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大岡地区の佐々木です。
まずは今月から始まりましたことについて、ご報告です。
東御市に位置する「日本ワイン農業研究所(株)」が運営するワイナリー「アルカンヴィーニュ」にて、ぶどう栽培・ワイン醸造・ワイナリー経営を一貫して学べる「千曲川ワインアカデミー」という講座があります。
私はこちらの受講を、長野市・地域おこし協力隊に着任する前から希望していたのですが(ちなみに長野市以外の話となりますが、地域おこし協力隊員としての受講例は過去から多数あるようです)、この度、第7期生として受講させていただくことができました。
<右側が「アルカンヴィーニュ」の建物。眼下にヴィンヤード(ワイン用ぶどう畑)が広がっています。>
<ヴィンヤードでの現地実習もありました。>
今期講座は来年3月まで予定されていますので、面白いエピソードなどがありましたら(もちろん受講内容の2次利用などに該当しない範囲で、となりますが)追ってご紹介できればと考えています。
ひとつだけ申し上げておくと...。
全国から集まった受講者のみなさま、熱いです!
ほぼ丸1日の講義中、専門家である講師の方々を相手に、バンバン質問をぶつけています!
私も気を引き締めて参ります。
2021年3月31日
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大岡地区の佐々木です。
今回は、3月に開催された大岡地区・日方(ひなた)集落での「大岡ひなた福寿草」に向けた、地域の方々による整備作業の模様からご紹介します。
<北アルプスを背景に、丘の上に群生する福寿草。福寿草は日中に開花するそうですが、作業(といっても石拾いくらい)時間帯は早朝だったので、まだ咲き切っていないところでした。>
<作業途中、福寿草が開花してきたところ。今年はコロナ禍の影響により、例年の豚汁を振る舞う催し「大岡ひなた福寿草『まつり』」という形ではなくなりましたが、散策を楽しまれる方々、写真撮影家の方々などがお越しになっていました。>
標高の高い大岡地区も、最近はほぼ雪が解けてきており、春が近づいてきているのを感じる今日この頃です。
...と、結べば美しいのかもしれませんが、花粉症が容赦なく春の到来を突き付けてくるというほうが私の実感には近いです。
2021年2月26日
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大岡地区の佐々木です。
今月はワイン用ぶどう樹の枝の剪定作業(端的には枝を切り揃えること)に参加させていただきました。
とはいえ、本来は樹勢の調節(枝葉はニョキニョキ茂ればいい、というものではないので)などが目的の作業なのですが、私の場合は切った剪定枝を譲っていただくという意味合いのほうが強いです。
<軽トラックの荷台いっぱいに、シャルドネの木の枝を乗せたところ。>
<こちらを大岡まで持ち帰り、移植用に切り揃えたのがこちら。>
最短でも3月中くらいは剪定関連の作業が続きそうです(というか実は、本日も作業に入ります...)。
まだ作業前半なので、次月以降にでも追って触れたいと思います。
...で、ここまでお読みになって「ん?それは大丈夫なのか?」と思われた方もいらっしゃるでしょうか。
昨年12月に種苗法が改正されました(施行は今年4月、もうすぐ)が、当時は「これからは何を栽培するのもおカネ出さないとダメ!」的な論調もあったように思います。例えるなら音楽などの著作権使用料や、発明の特許使用料のイメージでしょうか。
結論から言えば「おカネを出すのは登録品種の種や苗を譲ってもらうなら」です。
(とはいえ実質的には、生産者が多額の料金を負担するようになるというよりは、開発者の権利保護のほうがメインになるのではと思います。)
■ 農林水産省:種苗法の改正について
長野県の場合を例に、同ページのPDF資料を抜粋しますと、
<ちなみにシャルドネは一般品種。また、一般品種を品種登録することは不可。>
有り得そうな例を端折って申し上げますと「シャインマスカットの苗をやり取りするなら(農研機構に)許諾を」といった考え方になるかなと思います。
...いや、講釈を垂れようというわけではなくてですね。
私もよく分かっていなかったので焦って調べた結果が上記となります。
これ以上の見解については適宜お調べください...。