2021年5月 植付け作業の続き・圃場整備、特産センター草刈り(大岡地区 佐々木)
2021年5月28日 | 活動内容: |
大岡地区の佐々木です。
当地にも道の駅がありまして、犀川(さいがわ)を沿うように走る国道19号線を南下していくと「長野市大岡特産センター」が見えてきます。
去る5月24日、その長野市大岡特産センター周辺での草刈り作業がありまして、そちらに参加して参りました。
<長野市大岡特産センターの窓辺に広がる犀川沿いでの、草刈り作業の模様。前日までは雨天でしたが、当日は天候に恵まれました。>
少々脱線しますが、草刈りに用いる刈払機を「ビーバー」と呼ばれる方が、長野には多いようです。ちなみに、長野県と他県で並行して農業をされている方が、ここでいう「ビーバー」を「長野語」と称していたこともあったなぁ...。
私も不思議に思っていたのですが、少々調べてみたところ「山田機械工業株式会社」がリリースしている刈払機のブランド名が「ビーバー」であることに由来している...のでしょうか?だとしても、その呼称が長野にスポットで定着した理由までは、まだ分かってないのですが。
私は動物が好きなので、動物園や水族館にいるビーバー(←Wikipedia参照、賢い動物らしいです)由来のエピソードなどを期待していましたが、さすがにそれは無いか...。
さて、今月は、先月までの続きとなりますワイン用ぶどう苗木の植付けならび、アルプス展望道路沿いの試験圃場整備を行いました。
まずは苗木育成用に密植している畑の様子から。
<地元の方々のご協力により、先月までとは別の畑を整備し、苗木育成用に植付けました。少しだけ、植付け作業を近隣のファミリーの方々に手伝っていただいたりもしました。>
<上記とはまた別の畑。ちなみに、手前側のネギには私は関知していません。>
<こちらは先月時点で植付けた畑の様子です。傾斜地のためか黒マルチ(畑の上を横切っている黒いシート)が風でめくれ上がったところを直したり、直すのが無理そうなら撤去したり。>
<わりと最近、つぼみが開いてきた苗木も多くなってきました。できるだけ多く根付いてくれますように...。>
続いて、アルプス展望道路沿いの試験圃場の様子です。
<垣根仕立て栽培用の支柱とワイヤーを追加で設置。そのほか、他所の遊休耕作地から運んできた獣害(主に新芽を食害するシカ向け)対策用の電気柵を設置しました。ちなみに、地区の方々と話していると病害・虫害より獣害を深刻に見られているようです。実際、まるまる太った野生動物をこのあたりでは多く見かけますしね...。>
<こちらでは、地元で1年間育てられた苗木を植えていますので、ふたつ上の写真のような0年生の苗木よりも育ちが早いです。葉が開いてきた苗木も多くなってきました。>
点在するコンパクトな用地での、一連の作業はひとまず終了です。
まずは1本でも多く元気な苗木を育てることを目標としまして、当初の計画からはだいぶ変更点も発生しましたので、いろいろ再検討を進めているところです。
さて、「ビーバー」で草を刈ってくるか...。
動物のビーバーは樹木をかじり倒すこともあるそうですが、「ビーバー」を持った私は苗木を刈ってしまわないように留意せねば。