2021年3月 剪定作業の続きなど、大岡ひなた福寿草(大岡地区 佐々木)
2021年3月31日 | 活動内容: |
大岡地区の佐々木です。
今回は、3月に開催された大岡地区・日方(ひなた)集落での「大岡ひなた福寿草」に向けた、地域の方々による整備作業の模様からご紹介します。
<北アルプスを背景に、丘の上に群生する福寿草。福寿草は日中に開花するそうですが、作業(といっても石拾いくらい)時間帯は早朝だったので、まだ咲き切っていないところでした。>
<作業途中、福寿草が開花してきたところ。今年はコロナ禍の影響により、例年の豚汁を振る舞う催し「大岡ひなた福寿草『まつり』」という形ではなくなりましたが、散策を楽しまれる方々、写真撮影家の方々などがお越しになっていました。>
標高の高い大岡地区も、最近はほぼ雪が解けてきており、春が近づいてきているのを感じる今日この頃です。
...と、結べば美しいのかもしれませんが、花粉症が容赦なく春の到来を突き付けてくるというほうが私の実感には近いです。
それでは私のミッションであるワイン用ぶどう関連ですが、先月の寄稿に引き続き、各所の剪定作業に参加させていただきましたので、その模様などについて触れてみます。
<私がたびたびお世話になっている、高山村・角藤農園のぶどう畑にて。ちなみに、こちらの写真のような仕立て方が「垣根仕立て」です。
今年のぶどう栽培に向けて必要な枝を残し、余分な枝は切ってしまいます。写真はすでに角藤農園の方々によって余分な枝が切られてブラブラしているところ。>
<本来はこのようにチップにするなどして、処分あるいはリサイクル(燃やして堆肥にする、など)対象となる枝を、私などが片付けがてら頂戴しに伺っているわけです。>
<枝を持って帰り、苗木(自根苗)に加工しているところ...と言いたいところですが、実はこのくらいだけ、お手本がてら加工済みのものを頂戴してきました。これらをマネして現在作業中(本稿執筆中も)なんです。>
<角藤農園での、現地での作業にも少し参加させていただきました。>
<苗木(接木苗)に加工しているところ。こちらは私が頂戴するものではないにも関わらず、何本かミスって折ってしまったり。申し訳ありませんでした...。>
<角藤農園以外でも各所でお世話になっておりまして、こちらは長野市・若穂地区のぶどう畑にお伺いしたときの写真です。このとき私が頂戴したのは竜眼というぶどう品種の枝なのですが、現地では「棚仕立て」で栽培されていました。どちらかといえば棚仕立てのほうがよく見かける光景でしょうか?
ちなみに、竜眼は棚仕立てのほうがオススメと同地の栽培農家の方に教えていただきました。う~ん...私はどうしたものか。>
最後に剪定関連とは離れますが、大岡地区・笹久区の整備状況について。
<耕起し垣根仕立て用の支柱を建てたところ。こちらも引き続き、関係各位にご一緒させていただき作業進行中です。>
冬のうちに立案していた計画を基に、いよいよ春に向けて始動します。
...と、結べればカッコいいのかもしれませんが、相変わらずバタバタして予定通りにはいかないものです。