2021年4月 「千曲川ワインアカデミー」受講開始、剪定・植付け作業(大岡地区 佐々木)
2021年4月30日 | 活動内容: |
大岡地区の佐々木です。
まずは今月から始まりましたことについて、ご報告です。
東御市に位置する「日本ワイン農業研究所(株)」が運営するワイナリー「アルカンヴィーニュ」にて、ぶどう栽培・ワイン醸造・ワイナリー経営を一貫して学べる「千曲川ワインアカデミー」という講座があります。
私はこちらの受講を、長野市・地域おこし協力隊に着任する前から希望していたのですが(ちなみに長野市以外の話となりますが、地域おこし協力隊員としての受講例は過去から多数あるようです)、この度、第7期生として受講させていただくことができました。
<右側が「アルカンヴィーニュ」の建物。眼下にヴィンヤード(ワイン用ぶどう畑)が広がっています。>
<ヴィンヤードでの現地実習もありました。>
今期講座は来年3月まで予定されていますので、面白いエピソードなどがありましたら(もちろん受講内容の2次利用などに該当しない範囲で、となりますが)追ってご紹介できればと考えています。
ひとつだけ申し上げておくと...。
全国から集まった受講者のみなさま、熱いです!
ほぼ丸1日の講義中、専門家である講師の方々を相手に、バンバン質問をぶつけています!
私も気を引き締めて参ります。
ここからは大岡地区を中心とした活動報告を。
今年2月から、ヴィンヤード各所での剪定作業時に出た余剰枝を整理がてら頂戴するという作業を続けて参りましたが、今月は中野市の「たかやしろファーム&ワイナリー」にお邪魔させていただきました。
<「たかやしろファーム」の風景。こちらには、当ブログでもたびたびご紹介しております「角藤農園」と、私にとっては「千曲川ワインアカデミー」の先輩となります第2期生・田中さん(アルカンヴィーニュWebサイト)のご紹介で伺うことができました。>
<私が頂戴してきた枝の品種は「ツヴァイゲルトレーベ」。こちらのぶどうを用いたワインが「たかやしろワイナリー」で販売されていましたので買ってきました。この品種を用いたワインは北海道産が多いですが、実は私の出身である岩手県からも一定量がリリースされていまして、個人的にはどこか懐かしさを感じる味わいでした。清涼感を感じるような赤ワインをお探しでしたら、文句なしにオススメの品種です!>
今春の剪定に関わる作業は、以上で終了しました。
みなさまのご厚意を無駄にしないよう頑張らないと...。
並行して、苗木の植付け作業も少しずつ始めています。
<アルプス展望道路沿いの試験圃場にて、植付けを行ったところです。>
<苗木はこのような形で、定植(移植せずにそのまま育てる)を目指して植付けています。>
<大岡地区・笹久区にて、お借りすることができた畑に植付けたところです。>
<こちらでは苗木としての育成が目標で、いずれ移植できればと考えています。>
大岡は標高が高くて寒いので(つい最近も朝霜が降りていたり)この時期の植付け、ということもあるのですが、そうはいっても作業スケジュールが遅延気味なのも偽らざるところですので、なんとか挽回していきたいと思います。
(栽培場所が違うので単純には比べられませんが、すでに芽かきなどの作業に入っているという方も「千曲川ワインアカデミー」受講生の中にはいらっしゃいましたっけ...。)