2021年06月 苗木育成作業・ぶどう樹育成の実地講義受講(大岡地区 佐々木)
2021年6月30日 | 活動内容: |
大岡地区の佐々木です。
先月に引き続き、地区内のワイン用ぶどう畑での苗木育成作業を続けています。
<先月までは畑の茶色と、黒マルチ(ビニールシート)の黒色が目立っていましたが、芽吹いた苗木の緑色が映えるようになってきました。>
<とはいえ、芽が出た苗木もあれば、出ていない苗木も、ちらほら。今のところ一進一退といった様子ですが、まだまだ気が抜けません。>
緑が美しい景色というものは良いものです...見る分には。
上の写真、苗木を覆いつくさんばかりに生えてきた雑草を、刈ったり抜いたりして片付けた後の写真です。
土中には雑草という緑色の伏兵がおりました。
現場作業の傍ら、引き続き「千曲川ワインアカデミー」でも勉強させていただいております。同校では座学での講座も多いのですが、今月は観光客も自由に見学可能な、ぶどう畑での実地講義も行われましたので、そちらについて触れてみたいと思います。
場所は東御市のアカデミーから外に出て、小諸市の「マンズワイン 小諸ワイナリー」です。同社の方々に、ぶどう樹栽培について実地で講義を行っていただきました。
<ワイナリー外観。中のショップも見学させていただきました。とてもお洒落!>
<雨よけ設備「マンズレインカット」が設置された、ぶどう畑。一度は現物を見てみたいと思っていたのですが、この機会にようやく叶いました!>
<時期的に骨組みのみですが、ぶどうが実るころには上部にビニールシートが掛けられます。また、畑の回りにはバラがきれいに植えられていました。>
<一般的な、ワイン用ぶどう栽培に用いられる垣根仕立てとは、やや異なる仕立て方になっています。私には文句のつけようがない立派な樹に見えましたが、過去の反省点もある旨を包み隠さず教えていただきました。伺ってみると、なるほど納得!>
<どの芽を残すか、どの枝を残すか、何本残すか...など、昨年までの生育状況を検証した上で、今年も作業に取り組まれるそうです。>
最初にご紹介した、小さな苗木に直接活かせる点はまだまだ少ないですが、この実地講座を受講した後は、芽の管理などで作業中に迷う時間が減ったように思います。
これほど立派な、ぶどう樹を育てられるようになるまで、道のりは遠いですが...日々励んで参ります。
雑草だったら、あっという間にこのくらいの背丈になるのですけどね。