「古畠 和昌」の記事一覧
2022年5月20日
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こんばんわ!豊野地区担当の古畠です。
先日農家さんから、この季節はたけのこ汁が美味しいのよね、との話題になりました。
はて、たけのこ汁とはなんぞや?と調べて見たところ、北信地方の郷土料理らしく、根曲がり竹とザバ缶をメインに様々な野菜を入れた具だくさんな味噌汁のとのこと。この根曲がり竹というのはタケノコの一種なのですが、品種が「チシマザサ」の若竹です。
雪が多い北信地方では、チシマザサの芽が伸びてくる頃に雪の重さで根元が曲がってしまうことから「根曲がり竹(ねまがりたけ)」と呼ばれているようです。この根曲がり竹という食材なかなか貴重ですぐ売り切れてしまうらしく、私もなんとか手に入れて作ってみたいと思っています。
さて先日は、豊野町にてつつじ山ウォーキングというイベントが開催し、私もスタッフとしてご協力させていただきました。
りんごの湯温泉を起点につつじ山まで、ウォーキングする自然と肌で触れ合える行事となっております。
道のりも非常に緩かなため、老若男女様々な方々に参加していただきました。
また目的地のつつじ山では室町時代から群生し、一度は荒廃したものの明治時代に再度整備されたヤマツツジが1万株もあり非常に雄大なつつじの花が見ることができます。
■ヤマツツジ ISO320 35mm f/11 1/125s
今回はつつじ山周辺の様子について紹介させていただきます。
2022年4月18日
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こんにちわ!豊野地区担当 古畠です。
4月になり、様々な花が咲く季節になりましたね。
春の豊野は美しいと聞いておりましたので、この時期はなるべく多くの写真を収めたいと思いまして暇な際は写真撮影に出かけております。
豊野は長野市の中でも北の方にありますので、長野駅周辺でサクラが満開でもこちらでは数日たってからサクラが満開となりました。
北信には「一里一尺」という言葉があり、一里異なると一尺分雪の量が異なるという意味なのですがやはり同様に寒暖の差も大きいと感じております。
豊野には長野市指定の天然記念物である「荒古のサクラ」がございます。このサクラは上神代(かみかじろ)地区にあり、ソメイヨシノの原種であるエドヒガンと呼ばれる非常に寿命が長い自然木です。最初見に行った際は、全く咲いておらず何処にあるか分からなかったのですが、連日非常に温かい日々が続いたので数日後訪れた際は満開の雄大なサクラが聳え立っていました。
■荒古のサクラ
続いて春先の農業について紹介致します。
力仕事が多く、だいぶ筋力がついたと感じております(笑)
2022年3月19日
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こんにちわ!豊野地区担当 古畠です。
3月になり、ようやく暖かくなってきました!
冬の豊野かなり寒くなるので、野菜は冷蔵庫に入れておかなくても冷暗所に置いておけば、長く持っていたのですが、ここ数日はもう数日で駄目になってしまいますね。しかし、白菜は干してから新聞紙で包んで保存しておいたのですがまだまだ使えてびっくりです。また農家さんから頂く沢庵はかなり嬉しいですね!ちゃんと水分を抜いて新聞紙で包んで冷蔵庫に入れておけばかなり長くもつし、ごはんにもうどんのお惣菜にも合います。しかも材料は農家さん自身でつくった大根と米ぬかなので全てが自給自足!
さて、ここ豊野には農作物以外にも様々な名物があります。その中の一つに就労支援施設「八雲日和」の利用者さんが手作りで販売している、うどん・おやき工房さくらの八雲うどんがあります。古くから福祉の町としても発展している歴史もあり、八雲うどんも平成18年から作られているとのことで、非常に長い間変わらずに愛されております。色々とご縁があって、善光寺御開帳期間の4月24日、5月29日、6月26日に門前市で豊野の名物として出展することになりました。そこでまずは自分で食べてみてこちらに感想を書いてみようと思い立ち、地元のスーパーで早速買って茹でてみました!
■山菜風肉うどん
私がよく買ううどんはゆで麺なので非常に使い勝手が良いのですが、八雲うどんは「赤穂の塩」と「水」だけで添加物を一切含まない生麺です。
ですので事前に固めにうどんを茹でて水に冷やしてざるに上げておき、肉を細切れにして軽く炒めつつ、鍋にだし汁を入れて油揚げを入れて煮立ったらつゆを入れてにんじん、きのこなどの山菜を煮込みます。そして、うどんと肉を加えひと煮立ちさせ、仕上げにかまぼことネギ等で彩りを添えてみました。
いつも食べている麺と違い、コシが全然ちがう!!ちょっと固めで茹でましたがそれもまた味わいがあり、また風味もゆで麺と違い豊かで非常に美味しく作れました。
2022年2月18日
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こんにちわ!豊野地区担当 古畠です。
2月になり快晴の日も続き雪は溶けやすくなりましたが、まだまだ積もる日もあります。
先日、協力隊の岸さんと雪道の運転講習にて雪の積もる中条地区の方へ伺いました。車がなぜスリップするのか、その際ブレーキとハンドルはどうなるのか、またチェーンの付け方を実践で教えて頂きました。たった20kmでも雪の状態によってはブレーキが押し込めなくなりました。私はあまり雪の降らない地方で車を持たず生活をしていたので、色々と勉強になりました。皆様もくれぐれも運転にご注意ください。
農作業では山奥の雪道を運転し、りんご畑に向かうこともあります。木の成長が停まっている寒い時期に剪定をする必要があるからです。その日はあと一歩の所で、雪が車の下部にかかるほど積もっていたため、農家さんと一緒にシャベルで約半日雪を書き出し、通れる道を作ってからりんごの剪定に取りかかれました。
■山郷の雪畑 dji sparkで撮影
冬の豊野での農作業の様子を続きに記載させていただきます。
2022年1月21日
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こんにちわ!豊野地区担当 古畠です。
1月になり、大雪になる日にも遭遇し、更に寒くなってきたと感じています。
雪といえばスキーということで、先日同期の協力隊メンバーと
戸隠方面へスキーに行ってきました!
寒かったですが、楽しかったです!色々なスキー場をめぐってみたいので、長野の隊員の方でスキー好きな方はぜひぜひご連絡下さい!!
北信に住むメリットはスキー場へアクセスしやすい事が一つです。
私の住む豊野からは、妙高、飯縄町、戸隠、木島平、野沢温泉と様々なスキー場に車でアクセスしやすく、スキーヤーに恵まれている場所です。
スキー以外のアクセスでは、栗や歴史で有名な小布施町にも橋渡ってすぐですし、
長野市街にもアップルラインや国道60号線を使うとあっという間です。
車以外の交通の面では、豊野駅は鉄道ファンおなじみのしなの鉄道北しなの線とJR飯山線が合流する駅です。駅も広くコンコースも綺麗です。長野駅から電車で数分で来れますので、ぜひ豊野にお立ち寄りください!!
■雪の舞う豊野駅 F3.5 ISO12800 1/60s
冬は剪定の季節ということで、りんごの剪定の仕方を学びました。
剪定のやり方は、それぞれの農家さんのセンスや考え方で異なるのでググっても正解は出てきません。今回はおそらく豊野の農家さんんオリジナルであろう改良改新系剪定という妙技を学ばせてもらったので紹介させて頂きます。