剪定の妙技(豊野地区 古畠)
2022年1月21日 | 活動内容: |
こんにちわ!豊野地区担当 古畠です。
1月になり、大雪になる日にも遭遇し、更に寒くなってきたと感じています。
雪といえばスキーということで、先日同期の協力隊メンバーと
戸隠方面へスキーに行ってきました!
寒かったですが、楽しかったです!色々なスキー場をめぐってみたいので、長野の隊員の方でスキー好きな方はぜひぜひご連絡下さい!!
北信に住むメリットはスキー場へアクセスしやすい事が一つです。
私の住む豊野からは、妙高、飯縄町、戸隠、木島平、野沢温泉と様々なスキー場に車でアクセスしやすく、スキーヤーに恵まれている場所です。
スキー以外のアクセスでは、栗や歴史で有名な小布施町にも橋渡ってすぐですし、
長野市街にもアップルラインや国道60号線を使うとあっという間です。
車以外の交通の面では、豊野駅は鉄道ファンおなじみのしなの鉄道北しなの線とJR飯山線が合流する駅です。駅も広くコンコースも綺麗です。長野駅から電車で数分で来れますので、ぜひ豊野にお立ち寄りください!!
冬は剪定の季節ということで、りんごの剪定の仕方を学びました。
剪定のやり方は、それぞれの農家さんのセンスや考え方で異なるのでググっても正解は出てきません。今回はおそらく豊野の農家さんんオリジナルであろう改良改新系剪定という妙技を学ばせてもらったので紹介させて頂きます。
太い木をやってもダメ!若い木から剪定を学べ!!
成長しきったりんごの木の剪定を始めても、樹木がそもそもどのように成長をするか分からないため、基礎が無い状態で学んでも理解できないので最初は若い木の剪定を始めるのが大事。
- 東西の枝で残すものを決める。根から1mくらいのものを1本残す。更に30cm~50cmの段を開けて1本残す。
- 次に北と南に残すものを決める。北側のものは南側より上向きにあるとバランスよく日が入る。
- 低すぎる枝は草刈りに邪魔になるので、いずれは切ることも考慮する。
Before
枝の太さを見極める!!
- みきに対して1/3以上大きく枝は、成長させたい枝の成長を妨げる。なので、太い枝は落とす。
- それ以外の枝は、できる限り実をつけながら木を大きくしたいのでできる限り残す。
- 花芽のある枝はできるかぎり残す。30㎝程の枝のものが良い。
上手に枝を成長させる!
- 先端に実がなると枝が垂れてきてしまうので伸びないので、伸ばしたい枝は先端を切る。これを先刈りと呼ぶ。
- 45°c以上上方になっている枝でないと伸びない。なるべく垂れていない枝を残す。
樹勢をよく考えて主幹を切る!
- 将来の木の形を整えるため、木の上側を切除します。
- 低い位置で切りすぎると、逆に木が勢いよく成長しすぎて花芽がならない。
After
来年このりんご若木がどのように成長しているのか、ご報告致しますので、皆さんぜひご期待ください!!