「大岡 堅信」の記事一覧
2023年6月14日
| 活動内容: |
こんにちは中条地区の大岡です。
先日、小型移動式クレーンと玉掛けの資格を取得しました。中部技能講習センターというところで5日間かけて、本来小型移動式クレーン運転者講習と玉掛け講習別々に講習を受けると3日間づつかかる講習ですがセット講習ということで重複する部分を一度に済ませることで1日短くなっています。
林業では原木を運ぶときに小型移動式クレーンがあると重宝します。伐った材を市場や製材所に運ぶには必要不可欠といえるでしょう。小型移動式クレーンといっても名前だけ聞いてもわからない方もいるかもしれません。いわゆるユニックと呼ばれるトラックの運転席と荷台の間にクレーン機能が付いている車のことです。
2023年4月13日
| 活動内容: |
こんにちは中条地区担当の大岡です。
すっかり春になり、中条では桜も見ごろを過ぎたことかと思います。山の中にところどころ見られる山桜は東京のソメイヨシノとは違う良さがあります。とはいえまだストーブを焚かなくてはならないときもあり、中山間地域の季節を身をもって感じています。
ニセアカシアという樹木をご存じでしょうか?私は長野にきて知った名前です。何とも胡散臭い名前ではあります。中条でも道路わきや、河川沿いにみられます。とても繁殖力が強いようで
侵略的外来種という言われ方をされて目の敵のようにされていますが果たしてそうなのでしょうか?
2023年3月16日
| 活動内容: |
こんにちは中条地区の大岡です。皆様グリーンウッドワークという言葉はご存知でしょうか?
「グリーンウッド(GREEN WOOD)」 は「生木」を意味します。 「生木」とは、森から伐採したばかりの 乾燥していない木のことでその生木を伝統的な手工具を使い割ったり 削ったりしながら小物や家具をつくるものづくりを「グリーンウッドワーク」 といいます。ナイフなど人の力で作る道具を使い人の手でバターナイフ、スプーン、ククサといわれるカップ、スツールなど暮らしの道具を作ります。
昨年、長野市森林いのしか対策課の企画で「森で楽しむグリーンウッド教室」でスプーン作り講座を受けました。飯綱高原という自然の中で生木を削るという体験は新鮮な感覚で、2日間をかけ太い山桜の枝からスプーンを削り出す作業は簡単ではなかったですが楽しい作業でした。
今年に入って何回か信州フォレストワーク主催のバターナイフ作り講座のお手伝いさせていただきました。信州フォレストワークにはこのグリーンウッドワークの伝道師のような方がいらっしゃいます。一時間で生木を削ってバターナイフを作り出すこの講座は各回満席になることも多く大盛況でした。私にも作れますか?と心配げな方も最後にはほぼ完成されていかれます。
2023年2月16日
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こんにちは中条地区の大岡です。このところ長野での雪で林業の仕事は停滞気味です。雪が積もった枝は滑りやすく木に登っての作業は危険を伴います。
中条の伐採跡地を整理する作業もやはり中断しがちです。雪が丸太を覆ってしまっては玉切り(切断)も困難になります。また、現場は傾斜地でもあるので滑りやすく足の置くところにも苦慮します。しかし雪を恨んでいてもしょうがないので丸太の雪を払ったり、木登りの練習をしたりと他の事を進めるとしましょう。
今日は林業を始めた、今までまったくといっていいほど体を動かしてなかった人間が、林業というかなりの肉体労働に携わって何が足りないのか、何の力を意識するべきかを考えて認識したことを書こうと思います。林業で必要と思った力は二つ「引っ張る力」と「投げる力」です。
2023年1月19日
| 活動内容: |
中条地区の大岡です。今年もよろしくお願いします。
地域おこし協力隊もはや2年たち、今年の12月末で卒業となります。
年末年始東京へ里帰りして東京の暖かさに慣れてきてしまったせいか、長野は極寒に感じます。そんななか少しづつ活動を再開しました。まずは中条の生板という地区にある伐採跡地の現場が私のフィールド。年末あたりから片付けはじめています。