長野市地域おこし協力隊はながのシティプロモーションの一環です

「梅野 大樹」の記事一覧

2024年6月21日号 (信更地区 梅野)

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2024年6月21日 | 活動内容: |

ご無沙汰してます、信更地区担当の梅野です。

数ヶ月前に王林の木に接ぎ木したグラニースミス、どうやら接ぎ木が上手くいったようで、穂木からしっかりと芽が出るだけでなく、早くも小さな実をつけました!

でも、接いだばかりの‥穂木の分際で実をつけるなんて生意気だ!

ということで、もったいない気がしますが今回はこの実は切り落とします。

まずは穂木を成長させるのが先で、実をつけることで余計な栄養を消費させる訳にはいかないので。

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<ナマイキな穂木>

それとは対照的に上手くいかなかったものもあります。

フラン病の治療です。

こちらも数ヶ月前、フラン病にやられている箇所にベト(泥)を塗りたくり、ビニールを巻いて紐で縛って空気を遮断する治療を行ったのですが‥治療の甲斐なく、その箇所より先の枝が枯れてきてしまいました。まあ治療した木の中でも一部なのが救いですが。

夏前だというのにこの暑さ、そして降雨の少なさで葉や実が大きくならなかったり、葉が枯れて黄色くなるなど、弱い枝からその影響が出てくるようです。

前は雨を嫌っていましたが、今では雨を渇望するように(笑)

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<残念な結果に‥>

追伸

圃場のすぐ横に竹藪があります。

そこから圃場近くまで根が伸びているらしく、タケノコが生えてきます。

食べたい&邪魔だから何とかして、という、需要と供給がマッチしたので、収穫して早速調理!

美味しかった。山の恵に感謝です。

ちなみに若竹、五月六月のまだ柔らかい時期にもしも災害で水が無くなってしまった場合、竹が地面から生えた状態のまま、適当な高さで切って袋を被せておけば、一晩で500mlくらい水を入手できます。

そしてこの水、美容や健康に良いということなので(どう良いのかは知りませんが)試しに冷やして飲んでみました。

‥どうだろ‥ヨーグルトを食べた後の器を洗わずに水を入れて飲んだ時、の味でした。

その他ご飯を炊くのに使ってみました。

僕には変わらないように思えましたが‥気持ちお米がふっくらした、ツヤツヤしてる気がする等の声も。興味のある方は是非!

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<収穫した淡竹>

2024年5月24日号 (信更地区 梅野)

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2024年5月26日 | 活動内容: |

ご無沙汰してます、信更地区担当の梅野です。

結実したものを選別して切り落としていく、りんごの摘果がはじまりました。

りんごの花は、真ん中に一つの花(中心果)が咲き、その周りに五つ前後の花(側花)が咲いて、真上から見るとちょうど星型のようになっています。それで一つの株を形成しているそうです。

一番良い実になるのは中心果なので、摘果の際には中心果を優先的に残して、あとの側果は全て切り落としていきます。

ですがこの中心果、真ん中にないものもあって側花と見分けがつかないものも沢山あります。

成長過程で側果がポロッと取れてしまい、中心果が側果のように見えていたり、側果が元々四つしかなかったりと、教科書通りにはいきません。

中心果を切り落としてしまうと後戻りができない為、剪定作業と同様に慎重になり過ぎてしまい、結実したものを見定めようと眺めている時間が長くなってしまって‥またなかなか作業が進みません。

それだけ時間をかけて切り落とす実を決めても、一瞬手元が狂ってしまい、残すべき中心果を誤まって切り落としてしまうことも!

ああー!!‥思わず声が出てしまいます。本当にがっかりですね‥。

誤って切り落としたものを、そのまま捨てるのはなんか勿体無い気がして‥とりあえず切ってみたところ、中は一丁前にりんごっぽくなっていました(笑)

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<一丁前な中身>

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<ついでにポリゴンなりんごも>

追伸

信更町育ちのパテシエご夫婦が、今月末から篠ノ井駅近くに cafe hoyo をオープンします!

店名のhoyoとは、宿り木のことだそうです。

私達の作った信更町産100%のりんごジュースも置いていただけることになりました。

これからの暑い時期、羽を休めに癒しの空間へぜひお立ち寄りくださ~い。

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Cafe hoyo

長野市篠ノ井布施高田712−4

2024年4月22日号(信更地区 梅野)

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2024年4月22日 | 活動内容: |

ご無沙汰してます信更地区の梅野です。

本格的に暖かくなってりんごの蕾が膨らむ前に、グラニースミスを接ぎ木をしてみました。 お菓子やケーキ作り用に酸味、硬さのあるりんごが欲しいので...かと言って苗から植えていたのでは、しっかりと数を収穫できるまでに時間がかかってしまうので接ぎ木、と。

接ぎ木の切り口が乾燥しないように、水飴のような薬品を塗るのですが、これがまぁーよく腕や服に着くこと...。 接ぎ木した部分をテープでグルグル巻にするので、その作業の際や、脚立の昇り降りの際にどうしても...。 洗濯しても完全に落ちない薬品の痕と引換に、接ぎ木した穂木の蕾が膨らんできた喜びを得ることができました!

IMG_6511.JPG〈接ぎ木の蕾〉

圃場の周りにはところどころ菜の花が咲いています。

この菜の花をキレイに刈ってくれ!と園主である師匠に言われ、こんなにキレイなのに勿体ないなぁと思い理由を尋ねてみると、 りんごの花が咲く時期に他の花があると、そっちの花に行ってしまうハチも出てきて、りんごに向かうはずだった受粉の為の勢力が分散されてしまうため、とのこと。 ...ん〜深い...納得です。

ちなみに、この菜の花の地中を掘ると大きなカブが! 食べられなくはないですが、とてもマズいそうです。

IMG_6509.JPG〈カブの写真〉

PS 信更町には隠れた?あまり目立たない?あまり知れていない?一本桜、があります。 桜はその辺りにも沢山ありますが、この一本桜は単体でも見栄えする立派なものです。 満開の時期なのに人っ子一人居ない...まぁ独り占めできていいんですけど。 北アルプスの後ろに沈む太陽...マジックアワーの中で撮った写真がキレイなので、是非観てください!

IMG_6512.JPG〈一本桜での写真〉

2024年3月22日号 (信更地区 梅野)

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2024年3月22日 | 活動内容: |

ご無沙汰してます、信更地区担当の梅野です。

剪定も無事に終わり、今は次の段階の作業に入りました。

剪定した後には、菌が入らないよう切り口に薬品を塗布するのですが、そんな作業は想定していなかったので、ただ単に徒長枝(とちょうし)という邪魔な枝を切ることしか考えていませんでした。そのため切り口がささくれだっていたり、しっかりと根本から切っていなかったりと、薬剤の塗布がしにくい状態でした。

その後の作業が有っても無くても、最初から何でも丁寧に仕事はするべきだなと学びました。

IMG_6046.jpgのサムネイル画像

人間で言うところの角質削りのような事もやりました。

粗皮削りと言って、幹や枝の表面に沢山ついている、剥がれかけた古い樹皮を削っていく作業です。

このささくれだった古い樹皮の内側に虫が隠れているので、樹皮を剥がさないと消毒が隅々までしっかり行き届きません。

専用の器具を使って、人力で一本一本粗皮を剥がしていきます。

これがなかなか時間のかかる作業で・・・二月に比べて三月は雪の日が多かったのと、三月下旬に消毒散布の予定が組まれている、この二つの壁が立ちはだかりましたが、薬剤塗布と違って粗皮削りは少しの降雪くらいなら作業出来たので、天気の良い日に薬剤塗布、天気の悪い日は粗皮削りと、作業を並行して急ピッチで進めていき、なんとか消毒散布までに終わらせる事ができました。

IMG_6049.jpgのサムネイル画像

P,S

知り合いの農家さんに習って、原木に椎茸、なめこの駒うちをやりました。

今やったのが収穫出来るのは、今年ではなく来年の秋だそうです。

ほったらかしで良いなら楽ですが、陽射しを避けるように工夫したり、原木を天地返ししたり、夏場などは水をくれてやらないといけなくて・・・

色々と大変な分、来年の秋が楽しみです。

IMG_6048.jpgのサムネイル画像

2024年2月22日号(信更地区 梅野)

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2024年2月23日 | 活動内容: |

ご無沙汰しています、信更地区の梅野です。

年始から剪定が始まっていますが、相変わらず剪定には慣れずに、どの枝を切るべきかと作業をしている時間より、りんごの木を眺めて悩んでいる時間の方が長いという状態が続いています。

りんごの木の主枝(幹から枝分かれした太い枝)が上に向かって伸びているのが良いとされているので、主枝の鼻先が垂れ下がっているものは、下側から支柱を入れて持ち上げるように立るのですが、力加減がわからずに力一杯持ち上げてしまい、主枝を途中から折ってしまいました。

この折ってしまった枝の先には、本来なら何個のりんごが実ったことか・・・

しかもその折れた枝が、掛けていたお気に入りのメガネを直撃して鼻パッドが歪んでしまい・・・二つのショックでしばらく動けませんでした・・・

まー自分が悪いんですけど。

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先日、都内で行われた『全国協力隊サミット』に長野市の他の隊員と共に出席させてもらいました。

信更地区では、やまのぶりんごを使ったリンゴジュース、りんごチップスをご紹介させていただきました。

購入くださった長野県岡谷市の隊員の方は、持ち帰り仲間の間で出た商品の感想を細かく分かち合ってくださり、有難い限りで、これからの商品開発に役立たせていただきます。

それから東北地方の隊員や、九州地方の隊員等、普段信更町にいたのでは絶対に知り合う事はないだろうというような方々と繋がる事も出来ました。

このご縁をきっかけに、信更町産のモノと他県産のモノとの、何かコラボ商品が出来たら良いなと考えています!

・・・今は何も思いつきませんが(笑)

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コラボと言えば、最近『学び舎(や)めぶき』という若者の居場所兼就労支援のスタッフと知り合う機会があって、信更町赤田産のりんご✖️『学び舎(や)めぶき』として、りんごチップルを作ってもらっています!

グラニースミス、シナノゴールド、サンふじの三種類に、それぞれビター、ホワイト(共にオーガニックチョコ使用)、プレーンのラインナップ。パリパリの食感とりんごの甘みが絶妙です!

機会があれば是非お手に取ってご覧ください!

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追伸

長野市川中島にある『学び舎(や)めぶき』は、社会に出てから行き詰ってしまった若い人達の『もう一度チャレンジしたい!』という気持ちを大切に、一歩踏み出すサポートをしていく、新しい形の学び場で、利用料は無料です。

小中高校生のご利用も可能で、近日、長野市篠ノ井にも2拠点目がオープン!

詳しくは下記へお気軽にお問い合わせ下さい。

https://www.manabiya-mebuki.com/

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