「岩川 義子」の記事一覧
2021年11月14日
| 活動内容: |
ちょうど1年前の今ごろ...
鬼無里地区に協力隊としての着任が決まり、嬉しかった思いに、
大丈夫だろうか?
地元の方たちは、どんな方たちなんだろう?
移住者に対して、どう思っているのだろうか?
といった、心配や不安が少し混ざり始め、
( 。゚Д゚。)そうだ、
移住者の方に、話を聞いてみよう!
と、鬼無里で燕(エン)という宿をされている方に会いに行きました。(宿泊もさせていただきました。)
そこで、色々とお話を伺い、その心配や不安は、取るに足らない事であり、
鬼無里で、色々な事にチャレンジしてみたい!!といった思いに変わりました。
そして、見上げた空が本当に綺麗で
(*゚∀゚*)そうだ、
ここ(鬼無里)で暮らしたいと思ったのは、この空に惚れたからだった!!
と、思いを新たにし、鬼無里へのトキメキを思い出しました。
さて、今週末は、そんな私の鬼無里"愛"を聞きに来ませんか(///∇///)
また、
協力隊って、どんな事してるの?
田舎暮らしって、どんな感じ??
といった"リアルな話"なども聞きに
(まぁ、それよりも、スギナのクッキーや、桑の葉のビスコッティを売り付けるかもしれませんが(苦笑)))
20日→dreamマルシェ@若穂
21日→楽市楽座@千曲市
https://facebook.com/events/s/%E3%82%88%E3%82%8D%E3%81%A4%E3%82%84%E6%A5%BD%E5%B8%82%E6%A5%BD%E5%BA%A7-%E5%85%B6%E3%81%AE%E4%BA%8C%E5%8D%81%E4%BA%8C/1234267473684847/
28日→カク市@屋代
是非、会いに来てくださると嬉しいです♪ヾ(●´∀`●)ノ
"牛"頑張ってますから(笑w
燕さんのHPは、こちら...
→https://www.en-kominka.com/
古民家好きには、たまらない場所です!!
2021年10月22日
| 活動内容: |
地域の方たちからの
「やってみたら、いいよ~」
という応援の下に完成した
スギナを煎って、刻んだり粉にしたり したクッキーの販売を始めてみました。
パッケージは、"脱プラスチック(脱プラ)"を目指し、紙の包装にした所...
「中身が見えないのは、ちょっと...売れるの?」
と、直売所でお世話になっている方たちから心配の声もありましたが、それを逆手にとり
【 貴女紅葉からの挑戦状 】
と題してみました。
その"何が"挑戦なのか?というと...
【 クッキーの型を買われた方ご自身で、型抜きをしてもらう 】
といった形にしてみたのです。
貴女紅葉が、"鬼女"にならないように、上手く型抜き出来るでしょうか(*´艸`)
そんなクッキーを、長野市善光寺界わいで
24(日)に行われるシーソーマーケットでも販売します。
そして、善光寺といえば...
↓ 牛に引かれて善光寺参り ↓
イベントをこういった服装で過ごす事で
出会う皆様の脳裏に『鬼無里』というワードを残せたら、
協力隊としてのミッションを、クリアしているのでは⁉️と思っているのは、
私だけ!?
...かもしれませんね(*゚∀゚)アヒャ
ちなみに、
奥裾花自然園は、
吹雪いていました。
これは、先週の水曜日の事です。
半世紀近く自然園に通っている、
この方も...
「こんな事は初めてだよ!!!」
と仰られていました。
こうやって、鬼無里の時間をもっと楽しんでいきたいです。
あれが欲しい
これが必要
今月は何をしたか
といった、目先の欲や"結果"ばかりに追われるのではなく...
ここ 鬼無里 には、
何とも心地のいい時間が流れています。
2021年9月24日
| 活動内容: |
9月の中頃、薄曇りという最高の天気の中、初の稲刈りに参戦してきました。
この頃はお彼岸にあたり、家族や親戚が集まりやすい時期でもあり、その頃に実る稲。
( 。゚Д゚。) 日本の歳時記って、なんて絶妙なんだろう!!
さて、私が参戦させいただいたのも、伯母さんご家族や嫁がれた娘さんご家族といった 親戚一同 が集まられていました。
代々受け継がれていく 田んぼ仕事。
子どもが、田んぼが走る姿って、やはり大事だなと思いました。
また、彼は蛙や蛇の脱け殻を集めるだけでなく、お手伝いも大好きで、立派な戦力でした。
そして、刈った稲を干す。というのは、単純な作業ながら、とても奥が深いものでした。
きゅっきゅっに詰めて干さないと、落ちてしまったり
下に付くと、鳥たちのエサになったり
と、ただの力仕事ではなかったのです。
今年のお米は、ますます美味しくなりますね。
それと、雑草を使った焼き菓子作りを始めています。
着任して約9ヶ月で、このような形になり、鬼無里の直売所でも販売を始めることが出来ました。
これには、地域の方からの
「やってみたら、いいよ~」
と、応援があったからこそ。
本当に感謝です (´T人T`)
2021年8月26日
| 活動内容: |
その日は、朝から雨だった
時より強く降るような、雨だった。
そんな空とスマホを見ながら、
今日はどうなるかと時間が過ぎって行った。
そして、連絡はないままスタッフの集合時間となり、無事決行されるようだ。
支所で参加者さんを待つ間、虹を見ていた。
山と山を繋ぐ7色の橋。
その橋が、
風でうっすらと消えていく。
その風は、
どんよりとしていた雲をも流していく。
それでもまだ、参加者さんが来られるには時間があり、鬼無里の湯で頼んでいたお弁当を食べる事にした。
星形に切ったチーズやにんじん...
偶然!?ハート型になっていた玉ねぎも発見する。
何とも、料理長の遊び心があふれている。
(お土産にいただいた『えごまクッキー』も星形になっていた。)
そして、参加者さんが集まり始め、知った顔が多い事にホッとする。
参加さんたちと軽く顔合わせをし、私は一足先にゲートを開けにいく。
ゲートの所では、
そこには、何があるのだ?
と聞きたくなるほど、
うるりが、車にぶつかってくる。
これは、予想以上の数だ。
そして、ゲートの先には
今日の日の為に開かれた奥裾花自然園までの道。
そこは、秋の紅葉まで閉ざされている夏の渓谷。
川は、昼間の雨で勢いを増していたが、
私の"ワクワクとした気持ち"ほどではないだろう。
さていよいよ、奥裾花自然園の駐車場で、星空観察会が始まる。
まず最初に、観察センターで地元の物理学者の方のお話を聞き、宇宙に想いを馳せた。
その後、外に出ると...
満点の星。
本当に『100点満点の星空』が待っていた。
昼間の天気が嘘のようだ。
駐車場の片隅で、スタッフの方が事前に広げてくださっていたブルーシートに寝転がると、
コンクリートに残った昼間の熱が心地よく、漆黒の空に身を委ねても、寒くはなかった。
星は、次々に降ってきた
さっき言いそびれた願い事の続きを聞きに。
そして
時より、普段から星空観察をされている方々が持ってきてくださった望遠鏡を使って、
惑星や銀河を手に取るように見た。
それは、
土星の輪を外してみたくなるほど、
天の川の塵を掃除したくなるほど、
私の手の中にあった。
あっという間に時間は過ぎていき、
前を走る車のライトだけを頼りに、現実に戻ってきた。
そして、まだまだ見ていたかった気持ちに答えてくれるかのように
家の周辺にも、星が降っていた。
こんな体験を泊まり掛けで行かなくても出来る事が、本当に嬉しい。
2021年7月26日
| 活動内容: |
7月某日、鬼無里の観光案内ボランティアの方々と、奥裾花自然園に行ってきました。
ちょーベテランガイドの方々のお話を、少人数で伺えたので、めっちゃ楽しかったです(*≧∀≦)♪
お話は、自然園の中のブナの生態や水芭蕉を発見した時の話だけでなく、
森林組合で現役で働いていた頃の事や、消えた集落"冷沢"の事や、戦争の事まで、多岐に渡って話してくださいました。
そして、そういった昔の話やガイドとして案内される姿は、とても生き生きとしいて、どんどん若返っていくようで、とても素敵でした。
また、
「日本アルプスが出来た時に、ここも出来たんだよ。」
といった地層が出来た頃の話を聞いても、実感がわかなくて、80代と30代の歳の差も、とてもちっぽけであっちゅう間の事のようで、その差には、紙切れ1枚分さえもあるようには思えませんでした。
でも、その紙切れ1枚分の中には、戦争があって
「言っちゃ悪いが、原爆が歯止めになった。
あれが無かったら、
東京が丸焼けになっても続けていたよ」
といった80代の方の話を聞いて、教科書には載っていない"リアルさ"を感じ、『繰り返しちゃいけない』と強く思いました。
奥裾花自然園といえば『水芭蕉』が、一番有名ではありますが、
こういった『山奥で"海底を歩く"』といった体験もオススメです。
日本で、彼の"グランドキャニオン"が味わえるのですから!!
ここが次に開くのは、秋の頃...
どんな鮮やかな景色が見れるのか、とても楽しみです(''*)♪
ここに消えた集落"冷沢"があるんですよ!
※ハシッタ・・・『行った』の意味