焚火三昧の楽しいお仕事!(篠ノ井信里地区 那須野)
2024年2月26日 | 活動内容: |
こんにちは、篠ノ井信里地区の那須野です!
篠ノ井信里に移住しての2か月目。
今年は雪も少なく過ごしやすいようですね。
今まで私はずっとアパート暮らしで、今の住居のような大きな一軒家に住んだことがなく、
そしてさらに一番寒い時期にこの地に引っ越してきたので、先月まではこの冬の寒さを乗り切ることができるのかと心配していたのですが、
人間住めば慣れるもので、今ではこの大きな家を満喫して、快適に過ごしています。
ぶどう畑まわりの支障木除去の時に切ってきた木(サンシュ?)を窓辺に飾り、自家製オニヤンマを吊るしてみました。
お部屋で一足先に春を感じています。
ぶどう畑での作業
極寒期の2月の前半はぶどう畑もメインの仕事というのはあまりなく、直接栽培に関わる作業というよりは、どちらかといえばそれに関連する作業がメインとなりました。
その一部が、今月のタイトルにもあるように、焚火です。
焚火といっても、もちろん遊んでいるわけではなく、
剪定したぶどうの枝を、燃やす作業ですよ、念のため(笑)
ぶどうの枝処理
そうそう焚火の話の前に、1月の記事では選定した枝を集める作業の様子を投稿しましたが、
あの後、剪定したぶどうの枝を、チップにして、ワイナリーのアプローチに敷き詰めました。
アプローチの周りは今は土の状態ですが、オープンまでに花が植わるのか緑地帯になるのかはまだ内緒です。
そして、こちらはまた別日ですが、
チップにしてもまだまだ余った枝があるので、それを無煙炭化器というもので燃やしていきます。
切ってから1か月と経っていないぶどうの枝は水分が多く、売っている薪のようにはなかなか燃えません。
ですが、焚火が趣味の私には楽しくて仕方がありません。
直径150cmくらいある大きな焚火台で焚火ができる機会なんて、今まではキャンプ場でお金を払ってでもできなかったのに、
仕事中にこんなことができるなんて、どれだけ幸せか!
しっかりすべて灰にしてやりました。
竹炭づくり
さらにまた別日には、ぶどう畑にまくための竹炭づくりです。
道路の支障となっている竹を切り、炭にします。
竹炭を畑に撒くことで土壌の通気性や透水性がよくなる他に、孔と呼ばれるミクロの穴に有用微生物が住み着き、生物多様性でよい環境が循環すると私の師匠がおっしゃっていました。
さらに支障竹を切ることで地域の人は喜び、それを燃やすのに私が喜び、その炭を撒くことで畑は喜び、、三方良しのいいことづくめです。
今回は自分で火種を起こし、熾火を作って、そこから燃やすまで全てを一人でやらせていただきましたが
師匠は竹を切って運んでくれているのに、私は好き放題燃やしていられるなんて、どれだけ贅沢なのでしょう。
↓↓↓一応、竹の爆ぜる楽しい動画も置いておきます
そして、できた竹炭がこちら。大量です。
たぶんまだ農業の厳しさを味わっていないので、甘すぎる考えなのでしょうが、
新しい事を覚えながら楽しんで仕事ができるって幸せですね。
ワイヤー張り
こちらはまたまた別日ですが、いよいよ有旅ワイナリーの畑での作業です。
まだ植えて2年目の苗のところに1段目だけ張ってあったワイヤーを、上にあと4段分張ります。
軽トラに載せたターンテーブルに、ワイヤーをセットして、あとは絡まないように引っ張っていく。
そして、あらかじめ設置してある柱にひっかけていきながら、片側は柱に巻き付けて、
もう片方は、専用の道具を使ってしっかりと締める。
少し慣れてきて、なんとかやり方はわかったので、来年は一人でできるようにしっかりと手順を覚えておかなければ。
地域おこし協力隊全国サミット
畑仕事からはなれて、2月4日には、東京の虎ノ門ヒルズまで、地域おこし協力隊の全国サミットに行ってきました。
『絆』がテーマのサミットでして、
地域おこし協力隊の全国ネットワークというのが立ち上がったとのお話もありました。
色々ためになる、有意義な時間でした。
他の長野市の協力隊の方々ともお話しする機会もあったので、少しは仲良くなれたかなと思いたいです。
信里地域の事
2月18日の午前に信里地域の総務部会、午後に調査提言部会に参加させていただきました。
新しい役員の方も決まり、改めてまずは3年間地域の一員として活動していきたいと思います。
また、地域の方からも「もうすこし温かくなったらそこの畑も一度機械で耕してやる」とおっしゃって下さったり、「野菜ならうちの母ちゃんになんでも聞いてくれ」と声をかけてくださる方がいてくれたりと、まだ2か月ですが気にかけてもらっていて、大変ありがたいです。
私自身もこれから地域の皆様が困っていることがあれば、率先して協力していけたらいいなと思います。