第56回飯縄火祭り
2023年8月16日 | 活動内容: |
こんにちは。芋井地区担当の岸です。今回は、8月10日に開催された飯縄火祭りについてご紹介させていただきます。
本イベントが行われるのは今年で56回目。飯縄山の信仰にちなんだ行者さんによる本格的な護摩焚きの神事をはじめ、子ども神輿、地元の伝統芸能である芋井甚句(民謡と踊り)、楽器と太鼓演奏と唄のライブなどのほか、フィナーレとして花火が打ち上げられました。
長野市に10年以上居住したことがあるのですが、本イベントを目の当たりにしたのは今回が初めて。本番当日は、飯綱高原観光協会のサポートとして、動画撮影のほか、出店の焼きもろこし販売のお手伝いをさせていただいたほか、翌日の撤収作業のお手伝いもさせていただきました。
舞台は大座法師池周辺。音楽演奏のライブは湖畔にステージが設けられ、その対岸から花火が打ち上げられたほか、湖上にも筏が浮かべられ、かがり火が焚かれました。湖、森、空、飯縄山のロケーションや飯縄山信仰などがたくみに生かされ、純粋な花火大会に留まらない、趣向の凝らされた火祭りイベントに仕立て上げられており感心しました。
想像以上に多くの皆さんが来場されたことも印象的。飯綱高原スキー場の駐車場跡地に車を停めていただき、シャトルバスでお祭り会場に足を運んでいただく手の込み用。そうしないと、路上駐車が横行してしまうため、別荘街の幹線道路にはカラーコーンが配置され、翌日は、この撤収作業のお手伝いもさせていただき、しっかり汗をかかせていただきました。
本番当日も、違法駐車や車道の横断には交通誘導員が配置され、警察の方が出向かれたのはもちろんのこと、火祭りイベントであることから、消防署の職員さんだけでなく、地元の消防団員の皆さんも総出でお祭りをサポートされている姿も印象的でした。
こうした祭典に携われた事、そうした行事が地元に存在していること、はたまた、我が家の自宅敷地に自生している竹数十本が、筏のかがり火に使用されたことも、理屈抜きに誇らしい同時に微笑ましくもあり、自身にとってとても感慨深いお祭りになりました。任期1年目の昨年参加しなかった事は後悔先に立たずです。
飯綱高原には、リトリートセンター水輪という特殊な施設があり、そこに在籍される若者たちが、青年の主張のようなセリフを述べながら、和太鼓を盛大に演奏してくれた様も感慨深いものがありました。二胡を演奏された地球合奏団の今井美樹さんも、飯綱高原に地に惚れ込み、この地に移住されたとのM Cも印象に残りました。
素晴らしい火祭りイベントが、今後も末永く後世に継承されていくことを祈念したいと思います・・・。