9月1日に戸隠地区担当に着任しました(戸隠地区 西濱)
2017年9月23日 | 活動内容: |
はじめまして、9月1日より戸隠地区に着任した西濱芳子です
戸隠に来て今日でちょうど1ヶ月
私が住んでいるのは戸隠の豊岡地区
外を見渡せば野菜が実り稲穂が揺れ
蕎麦の白い花が優しく咲く
そんな素敵な場所です
こんな幸せな日々の中での私のミッションは
戸隠竹細工の技術継承とその良さを沢山の方へ伝えていくことです
戸隠竹細工と聞いてどんな籠やザルをイメージされますか?
蕎麦ざるや碗籠!と思われた方は竹細工が好きな方
パイスケや農具!と思われた方は実際に使っていた方でしょうか
さらに、「根曲がり竹」が材料として使われているのを
知っていらっしゃれば戸隠竹細工に関わっている
ひとりとしてとてもうれしいです
↑先日つくった碗籠(茶碗やお椀など食器の収納や水切にとてもいい)
↑洗濯籠として使っているパイスケ(元々はセメントの量を計る籠)
2年ほど使用しているので色はほんのり黄金色
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竹細工との出会い
私が竹細工の水切籠を初めて使ったのは数年前
竹籠の温かい佇まいに食器を洗うことに幸せを感じました
その時に手にしていたのが根曲がり竹の水切籠
そこからいつの間にか籠が増え
その度に、昔はこんなに美しい道具(竹細工)が
住まいのいろんな場所で使われいたこと、
そんな道具に囲まれていた素朴な豊かさを
いつの間にか人が手放してしまったことに
淋しさを感じていました
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仕事を辞めて竹細工の道へ
竹の水切籠と出会って1年と少し経った頃
勤めていた仕事を辞め
大分県の別府市にある竹細工の職業訓練校に入校しました
初めて触る竹、初めて見る花籠の緻密さに毎日驚き
出会った仲間や先生方に刺激を貰い
竹を続けたい気持ちがさらに強くなりました
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戸隠へ
そんな中、今回の戸隠地区の地域おこし協力隊募集に出会います
初めて使った根曲がり竹の水切籠のこと、
生活を温かく包む籠をつくって生活をしていきたいと
思っていた私にチャンスがやってきたのです
地域おこし協力隊として、
そして竹細工が大好きな一人として
戸隠竹細工が守り継いできた技術や精神性を
竹細工を初めて使う方、長く大切に使ってくださる方
10年後、20年後の担い手となる方へ
バトンを渡すのことを一番の役割として
戸隠での日々を過ごしています
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お仕事のこと
◯4月下旬から11月中旬まで戸隠竹細工センターに勤めています
近くにいらしたら是非お声掛けください!
◯戸隠中社竹細工生産組合の情報発信をしています!
戸隠竹細工のこと、イベントや講座情報などこちらで詳しくわかります