古民家を生かすために3
2014年12月15日 | 活動内容:移住・交流 |
こんにちは!「大雪警報」なんて初めて聞いた!きのっぴーです。
前回の「古民家を生かすために2」から間が空いてしまいましたが
12月8日に行われた第2回のワークショップの模様を
お伝えします。
第2回の12月8日は雪の残る中、第1回と同じメンバーが参加し
見せる空間と居住空間、そして
冬をしのぐため暖房設備の配置を考える回となりました。
古民家には設計図・見取り図などないようです。
建てた人の頭の中にあるんでしょうね。
判で押したように構造に決まりがあるようです。
講師の小池さんが起してくれた見取り図をもとに
ここはどうしよう、あそこはどうしよう、と
いろんな話が飛び出しとても勉強になります。
暖房設備は、3.11の被災地でも使われたロケットストーブを
手作りでいれる予定です。手作りできるとは!
時計型ストーブを組み合わせヒートライザー部があるもの
がおすすめのようです。煙を流す位置をどうするかも
アドバイスもらいました。
おおまかに下記のような案が出て、できるところから
実施することになりました。皆さん、アイディア豊富!
・天井を抜いてかやぶき屋根の裏が見えるようにする。
(土間、居間、居間の隣の一間)
・玄関の前に風除室を設ける
・土間を広げる→人が立ち寄れる空間
・居間と隣の1間をつなげ、囲炉裏を復活させる。
→人が利用できる空間、見せる空間とする。
・暖房と調理のため、土間にロケットストーブを入れる
・ロケットストーブは手作り、時計型を組み合わせる
・台所の隣(もと厩)を居住スペースとする。
・暖気を逃さないためとプライバシー保護のため、
トイレ、ふろの入り口の前に壁を作る
・天井の上は登れるよう階段か梯子を。
いよいよ次回12月15日は「破壊の日」。天井剥がすぞー!!
(ちょこっと番外編も掲載予定。)
長野市地域おこし協力隊(鬼無里) 木下 恵美子