【大岡】蜂の子を食らう (虫閲覧警報発令!)
2014年10月30日 | 活動内容:その他 |
大岡地区の飯島です。
以前掲載した、蜂の子獲り編
(https://nagano-citypromotion.com/local_pr/2014/10/post-22.php )
の続きです。
えーと、初めに言っておきますが、今回の記事には虫がいっぱい出てきますので、そのつもりで・・・。
幼虫地獄
さてさて、無事捕獲された巣を1段分ちょっといただきました。
帰宅後、すぐに蜂の子の取り出し作業に入ります。
六角形の穴のうち、
頭が見えてるのが幼虫、白い膜が張っているのがサナギのお部屋。
これを一匹一匹ピンセットで取り出します!
虫が潰れると、その後の調理に影響が出るので慎重に。
(特にまだ白いサナギは柔らかいです)
ときどき成虫も出てくる(!!)ので注意しましょう。
しかし、なんだな。
この作業・・・・・・疲れる。
潰さないようにするのに神経つかいます。
あー、なんだか朦朧としてきた・・・。
しばらくすると、ふと面白いことに気が付きました。
サナギが!サナギさんがみんな同じ方向を向いておるぞ!
(こっち見んなw)
本人たちには隣の部屋は見えてないはずだし。
生き物の世界って本当に不思議です。
2時間近くもかかってようやく全部出し終わりました。
(うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・)
まさに虫地獄。。(閲覧注意。って遅いか・・・)
それでは料理に・・・と、その前に。
長野の人って実はこの段階で、つまみ食いするんです・・・!!
つまり、生。(というか、生き。笑)
ぷちっという食感とともに、濃厚でクリーミーな中身が・・・
えー、はい。さっさと料理にまいりましょう。
Let`s start cooking !! ~蜂の子の塩炒り~
蜂の子料理はいくつかありますが、今回はおじさん直伝の塩炒りを作ってみました。
①焦げ付きにくいフライパンを用意し、煎り塩を作ります。
(油はひかない)
②蜂の子を入れ、日本酒か焼酎(今回は後者)を注ぎます。
蓋をして酒蒸しの要領で蒸します。
③蓋をとって強火で水分を飛ばし、軽くゆすりながら炒ります。
カラカラ・パラパラになったら完~成~!!
こ・れ・を♪
あったか~いご飯の上にのせて~
いっただっきま~す♪
ん~美味いぞっ!
香ばしさと深いコクがご飯によく合います。
味はそうだな・・・煎った大豆とかナッツの感じに近いかな。
お酒のお供にも、ぜひオススメです!
蜂の子獲りは、普通の人間が行う最も純粋な捕食行動のひとつだと私は思います。
食べ物は購入するのが当たり前の現在、一生き物としてこうした活動は忘れちゃいけないな~と思う秋の夜長なのでした。
(注:ジバチ獲りは危険なので、達人と同行すること。巣を掘る際は土地所有者の許可をとりましょう)