ニワトリの飼育を始める!
2023年6月16日 | 活動内容: |
こんにちは。芋井地区担当の岸です。今回は、ニワトリの飼育を始めた件についてご紹介させていただきます。
初めに、なぜ、ニワトリを飼育しようと思ったのか?の動機について説明させていだたきます。それは、私自身の田舎暮らしの楽しみのためではなく、自身が関わる民泊事業のアクテビティの一つとして、ニワトリ飼育が顧客の惹きつけに有効と考えたからです。
民泊の宿泊客の皆さんに生暖かい卵を採取してもらって、炊き立ての白いご飯に生卵をかけて食べてもらいたい。時には放牧した鶏とニワトリと戯れてもらいたい。そんな素朴なひとときを過ごしていただきたいと思ったからです。
もう一つ、ニワトリ飼育の決断を後押しした背景として、鶏飼育のYouTubeチャンネルがとても面白かったことがあります。
ニワトリ飼育では、イタチなどの外敵から身を守らなければいけませんし、そのYouTubeチャンネルでは、ある時、小学生から鶏小屋が襲撃され、警察沙汰にはしなかったけれども、飼い主が児童の通う学校に乗り込み、生徒の親御さんが謝罪に来て一件落着したというエピソードがあったりなど、鶏飼育のほのぼのエピソードも含め、動画コンテンツがとても面白かったからです。
ニワトリ飼育のスタートを切るのはなかなか大変でした。野菜づくりとはかなり異なります。まずは、飼育するニワトリをどう仕入れるのか?という問題に直面しました。
民泊事業を営む古民家は、近隣の住宅と隣接するため、雄鶏は早朝の鳴き声が煩くて迷惑になるので雌鶏のみとする。宿泊のピークは夏季に予想されるが、ヒヨコは飼育を始めてから採卵できるようになるまで半年近くかかる。成鶏を飼ってもそのうちに卵を産まなくなり、成鶏は賞味期限切れのようなデメリットもある。もちろん卵を毎日産む鶏は売っていないし、知人などに譲渡してもらうのもハードルが高い。。。
そこでヒヨコを飼うことにしました。地域おこし協力隊には、税金を原資とする活動費というものがあるのですが、長野市と既存の取り引きがある先でないと活動費を支出しづらい。そうした中で、市と取り引きのある某ホームセンターからヒヨコの入荷がありますとの一報が携帯に飛び込んで来ました。
そこで決断しました。3羽飼いましょう!決断には覚悟が伴います。飼育は5月28日からスタートしました。飼育の状況は、次回以降にご紹介させていただきます。