晴耕雨読(長沼地区 茂垣)
2023年4月27日 | 活動内容: |
つい先月までは雪の中で整枝剪定作業をしていたが、4月下旬すでにりんごの花も開花し品種によってはもう散り始めているものもある。
一見キレイに見えるこのりんごの花、
実は遅霜の影響により凍霜害に侵されている。
サビだらけで全く価値のない実になってしまうらしい。
1年の苦労が一晩で台無しになってしまう。
これは午前4時のりんご畑。
凍霜害対策として地面を温めるために火を焚いているところ。
「晴耕雨読」とは
天気のいい日には野良仕事に励み、雨の日には読書でもしながらのんびりと過ごす
っていう悠長な話ではない。
晴れの日には晴れた日にすべき仕事を、雨の日には雨の日にすべき仕事をするってことである。
夜明け前であろうが、雪であろうが、雨であろうが、やるべき時にやるべき仕事をする。
相手は自然であり、生き物なのだ。
整枝剪定から接ぎ木や伐根、摘花や授粉、消毒や草刈り...
収穫はもちろん、これから続いていくすべての行程に適切なタイミングがある。
いわば、
「いつやるの?今でしょ!」ってこと。
「Time is money」
時間の浪費は、損失なのです。