35歳 単身移住 ~種籾が動き出す時期~(篠ノ井信里地区 木村)
2023年3月 1日 | 活動内容: |
猟期も終盤になってから、やっと撃ちに行くようになった今季。
家の周りにも、畑にも、キジはたくさんいるのだけれど、撃てる条件が揃っているときにはなかなか出会えないという不思議。
先日撃ったキジの、神々しいほどの美しさ。
もちろん、有難く、美味しくいただきます。
今年は空気銃だけでなく、散弾銃でも。
猟期最終日に、撃たせてもらったカルガモ。
猟期が終わったと思ったら、毎日のように畑でキジに出会うし、そこらじゅうで鳴き声が聞こえてくる。
やっぱり、彼らは危険な時期を認識しているのではないかと思う今日この頃。
さて、今年もササシグレの種籾の準備を開始する時期です。
比重1.17~1.18で塩水選。(一般的にはうるち米は比重1.13で選別)
これだけきつい選別をすると、8割近くが浮き上がります。
でも浮いた籾はあとで食べれば良いだけで、無駄にはなりません。この選別をするために十分な量の籾を保管してあるのだから問題は無し。
比重1.17で浮き上がった籾を、比重1.13にして再度選別すると、案の定半分以上が沈みます。これは念のため、予備の種としてとっておくことに。
塩水選が終わったら、種籾の発芽スイッチの入らない温度でおよそ1ヶ月間浸種。
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隣山の農業仲間が来てくれたり、他地区の隊員が来てくれたり、SBCラジオの人が来てくれたり、剣道の先輩が来てくれたり、なんだか賑やかに過ぎた先月。
誰が来ても、居心地よく過ごしてもらえたら、有り難い。
誰が来ても、出てくるものはいつもの通り、変わらないけれど。
そんな普段の食卓に感動してくれることも、感謝です。