2022年12月 ふり返り~畑から山林へ~(中条地区 大岡)
2022年12月19日 | 活動内容: |
こんにちは中条地区の大岡です。今年もあとわずか、そして着任から2年たったこの機会に一年を振り返ってみます。
今年一月は果樹栽培から自然農法による栽培、なるべく農薬や肥料を使わない農法を習得すべく、中条の虫倉山のふもとまごころふれあい農園に通い始めました。まごころふれあい農園では有機農法による野菜を何種類も育て、宅配ボックスや卸業者さんへ出荷等をされていました。冬の時期なので野菜を育てるというよりも野菜を出荷するために貯蔵されているところから出して、出荷できるように調整することがメインでした。
自分がお借りしていた畑では、自然農法に適した品種の苗を購入し植えることを試みました。キュウリ、ミニトマト、カボチャ、レタスいずれも無肥料で苗は育ったのですが、できたものはあまりおいしくなかったり形が悪かったり不揃いとうまいようにはいきませんでした。唯一ミニトマトだけは普通に出来たように思われます。夏、彩を添える野菜として大変重宝しました。。
また、五大穀物の一つソルガムも昨年より面積を増やして種を蒔きましたが、発芽が確認できずあきらめて畑一帯の雑草を刈ったところ、後からソルガムとわかるように生えてきました。ソルガムの生命力恐るべしです。本来10月中旬にも収穫するべき作物ですが、生育の遅れから11月に収穫しました。順調に育てば本来1メートル50センチは高さがあるはずですが1メートルを満たないものがほとんど、ソルガム栽培も芳しいものではありませんでした。
今の時点でお借りした畑はお返ししました。来年は農業の作物を作る取り組みを停止したいと思います。次のフィールドは下の画像のような伐採跡地。ここをいかに整理してどれくらいの材を出荷できるかをテーマに取り組んでいきたい。もちろんその基本となる林業の技術を高めながら。。。