くじ運は無い。(鬼無里地区 木原)
2022年9月 9日 | 活動内容: |
市営住宅の抽選の応募して、2分の1の確立でハズレを引いてしまう協力隊員は一体誰か。そう、私です。
鬼無里ではクーラーの無い家は特段珍しいこともなく、実際に自宅にもありません。
とはいえ真夏の日中は家にいれば流石に暑いですが、風通しを良くするため換気扇と扇風機を回してやれば過ごせなくもないです。
夜は8時を過ぎれば涼しくなって、網戸のまま窓を開けて寝てしまえばタオルケット1枚では風邪をひきかねません。
お盆を過ぎたころから作業場にはオニヤンマを見かけることが多くなり、それと共に鬼無里の夏に大量発生する嫌われ者であるウルリ(イヨシロオビアブ)とアカウシアブもいなくなってきました。
9月に入り日中の暑さも少しずつ和らぎつつあり、近所の田んぼでは沢山の赤とんぼが飛び交う中で稲刈りも始まりだしました。
そうです、季節はもうすっかり秋。木々の落葉が始まるこれからが林業にとっての繁忙期です。
とはいえ、普段やっている作業は街中で支障木を伐っているため、業種としては造園業になるようです。
森林内に入って立木を伐るのが林業であって、住宅地などの立木を伐るのは林業と言わないみたいです。
あと、木を伐る人のことを「木〇り」というのは割と馴染みがあるかと思います。
でもこれ、どうも差別的要素が含まれるようで放送局によっては禁止用語になっているらしいです。
話は逸れましたが。。。
今日は松代のとある公園で伐採作業のお手伝い。
いろいろあって伐採作業をするのは1か月ぶりくらいだったのですが、体力仕事をしばらくしていなかったので体力も落ちていたし、広葉樹に登るのも久しぶり。
「針葉樹と広葉樹のどちらに登るのが楽しいか?」と聞かれれば、今はどちらかといえば針葉樹です。
真っ直ぐなので順に枝を落としながら登って行き、梢の伐り落としはまだ少し恐怖心が伴うものの、それが済めば後は適当な長さに断幹しながら降りて行って、地上に降りてハーネスを外した時に感じる高所でのチェンソーを使う緊張感からの解放と無事に終わった達成感は何とも言えません。
広葉樹の場合は針葉樹の縦移動とは反対に横移動が多く、安定した足場を探しながらできるだけ高い位置にロープをかけて安全な体勢を保つことにまだまだ技術が必要です。
今日は桜の伐倒と欅の枝打ちを行いましたが、やっぱりまだまだ上り下りと体勢確保に手間取ります。
今週末は中条の大岡隊員と一緒にツリークライミングの講習会に参加する予定なので、そのあたりしっかり勉強してスキルアップしてきたいと思います。