伐採・蒸留・薪割 (鬼無里地区 木原)
2022年4月11日 | 活動内容: |
春になったので次の冬支度を始めた協力隊員は一体誰か。そう、私です。
冬支度と言っても、まぁ単に薪割作業なのですが。
昨年の秋頃から溜めに溜めた薪の原木を早いとこ玉切りして割っておかなければ、年末で任期満了を迎える身としては大事な収入源が無くなるわけで。。。
昨年薪棚を作った場所は原木の仮置き場や作業スペースとして使いたいので、今年は薪棚を別の場所に作り直すことに。
蒸留作業で出た残渣を撒いた土場の上に薪棚を作れば雑草が生えてくるのを少しは抑制できると思う。
薪棚は地区内の工場で不要になった木製パレットを譲って頂いたものを利活用。
パレットの一部をバラシて薪の長さに合うように再度組み上げるのだが、太くて長い釘を何本も抜かなければならないので結構苦労する。
やっと薪棚3台と端材を入れる箱1つが出来たので、作業スペースを占有している針葉樹と、あちらこちらに散らばっていた広葉樹の原木を割って薪棚に積み直し。
とりあえず作業スペースにしたかった場所は片付いたものの、土場には結構な量の針葉樹があるのでそれがなかなか片付かない。
作った3台の薪棚はもうほとんど埋まってしまったので、あと2台くらい作っておいて蒸留中の空き時間で薪割りしたものを積んでいくことにする。
玉切り済みの針葉樹なら今のうちに割っておけば、冬には使えるはずなので早いこと片付けなければ。
先月中旬、協力隊OB大野さんと浅野さんの3人でサワラ(正確には黄金忍檜葉)の伐採を行った。
狭い場所なのでそのまま伐り倒すことができないため、枝を全て落とした後に上から順に薪の長さで断幹。
初の断幹作業には条件が良く、すぐ隣のサワラに登った大野さんがサポートしてくれたので良い経験になった。
この時は1本だけしか作業しなかったものの、登って降りてだけでもかなり疲れる。。。
気が付くと後から登ってきたはずの大野さんは最初サポートしてくれた後、自分の登っているサワラを手際よく処理して先に降りてしまっていた。
登っている本数が違うのが一番だと思うので、これからもっと訓練を重ねていきたい。
そこで出た枝葉のほとんど(約軽トラ2台半分)を作業場に持ち帰って蒸留すること7回、約3,000mlとかなりの量の精油が採れた。
予想していた以上の量、どうやって販売すれば良いのやら。。。