35歳 単身移住 ~冬山登山と種籾準備~(篠ノ井信里地区 木村)
2022年3月 1日 | 活動内容: |
2月下旬になってようやく、陽射しの暖かさを感じるようになってきました。
束の間の農閑期に、久しぶりの冬山登山。ここでしか会えない人と、4年ぶりの再会をしてきました。
累計標高差 2,500m、ザックの重量15㎏弱、行動時間9h。
油断すると股下まで一気に踏み抜く積雪量、完全にトレース泥棒して登ってきました。
改めて、「身体、鈍ったなあ」と痛感。
身体の贅肉は心の贅肉ですから、気をつけなければ。。。
さて、圃場はまだまだ雪に埋もれた状態ですが、既に農繁期の入り口です。
3月1日は、田植え予定日から逆算して80~90日前。種籾の準備を始める時期です。
昨年秋に保管しておいたササシグレの種籾を、比重1.15の塩水選にかけた後、10℃以下の水温で20日間以上浸種します(水温10℃を超えると種籾の発芽スイッチが入ってしまうので、必ず10℃以下)。
この時期に種籾の準備を始めるのは、おそらく周囲よりも半月~1ケ月くらい早いですが、育苗の仕方は人それぞれ。
稚苗稲作と成苗稲作では、育苗期間も全く違います。低温育苗と高温育苗でも。
試行錯誤しながら、いろいろと取り組んでいく次第です。
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土蔵の軒下にシカの脚が吊るされてからというもの、我が家の周りは毎朝誰かの足跡だらけだったのですが、無事にハイエナに食べられることもなく、とっても良い状態に熟成されました。
普段は、1週間に一度も肉を食べないどころか、1カ月に一度も食べないことも珍しくないのに、冬は毎日のように野生肉を食べている気がします。
やっぱり、野生肉は美味しい。
日中はだいぶ暖かくなってきましたが、まだまだ湯豆腐が美味しい時期は続きそうです。