視察 (松代地区 水嶋)
2021年12月 8日 | 活動内容:活動内容 |
早いもので、こちらに移り住んで4か月が経ちました
山のほうでは雪がちらほらしてきました
この冬は寒くなるみたいです
冬の長野も全力で楽しみたいと思っています
11月某日、独自の空き家対策をしている辰野町と塩尻市の視察に出かけてきました
まずは、辰野町役場の職員さんのガイドにて、商店街を視察しました
経済産業省の事業やクラウドファンディング等を活用し、シャッター商店街の空き店舗を破格で借り上げ、そこに移住者を呼び込む取り組みを紹介されました
パン屋、カフェ、セレクトショップ、バーなど個性的な商店を分散させ、歩いて楽しめるコミュニティ商店街を展開されていました
また、空き家対策では、行政と町に移住してきた一級建築士の方、地域おこし協力隊が手を組んで活動しているとの説明がありました
移住希望者と地元の方が一緒になって空き家DIY改修を行い、その様子を見た近所の方も「ぼろぼろの空き家がこんなに変わるのか」と、空き家への意識を変えるきっかけになったなど、今後の参考になる貴重な話を聞けて実りになりました
次に塩尻市奈良井宿を訪問しました
築200年の使われなくなった酒造跡地をリノベーションし活用している事例を視察しました
市と大手ゼネコンの共同出資プロジェクトを利用し、その酒造の間取りや構造材をできるだけ生かして改修し、ホテルとして活用しています
奈良井宿は多くの観光客が訪れるものの、ほとんどが日帰りで、町に落ちるお金は観光客一人当たり約900円という課題がありました
そこに宿泊施設を作ることで、滞在時間を増やし、まちにお金を落とす機会を確保することで商店などが潤い、そして空き家にならないような取り組みは好循環な良い事例であり、今後の活動の参考になりました