35歳 単身移住 ~コメとダイズは理にかなった完全食~(篠ノ井信里地区 木村)
2021年8月 4日 | 活動内容: |
トウモロコシの葉の上に鎮座する、キリギリスの成虫。
これだけカメラを近づけても、話しかけても、まったく動じることのない姿は立派。
指を差し出したら乗ってきて、鋭く発達した顎で嚙まれました。
流石は肉食昆虫。
さて、6月中旬から取り組んできた、ダイズの育苗。
植え付け作業に追われ、一時はどうなることかと思ったけれど、7月中旬までにはなんとかひと段落。昨年の秋から開墾した圃場は、3枚ともダイズで埋め尽くされました。
品種は4種類、もちろんすべて在来品種。
〇秘伝豆
〇黒平豆(雁喰い豆)
〇黒千石
〇借金なし大豆
何より有り難かったのは、作りすぎた苗を「欲しい」と言ってくださる方々がいたこと。大量に余って、そのまま土に還すことになりそうだった苗たちも、無事に育ての親が見つかって本当に感謝。
醤油、味噌、豆腐、納豆など、日本の食文化にダイズは欠かせません。ビールのお供のエダマメも。
完全栄養食と言われている主食のコメは、唯一、必須アミノ酸のリジンが少ないですが、このリジンを豊富に含んでいるのがダイズです。まさにコメとダイズの組み合わせは、理想的な完全食。
そんなダイズも日本ではあまり栽培されなくなって、いまやダイズの自給率は10パーセントにも満たない状況。
半年前まで荒地だった場所に植えられたダイズたちが順調に生育してくれることを願いながら、適度な草管理をしていきます。
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週末、炎天下の真昼間に刈り払い機を振り回しているとキチガイだと思われるので、ランニングすることに。
狩猟の師匠のところへ遊びに行く予定が、その手前の事務局長宅ですっかり足止め。
走って帰ることすらできないほど、真っ昼間から飲んで×食べて×野良仕事して×飲んで×食べて、の愉しい週末。
本当、感謝です。
今年は梅仕事をやっている時間もないと思い、梅も入手せずにいたのだけれど、
狩猟の師匠からの「梅、いるかい?」の連絡に、もちろん「いります!」と即答。
もらってしまったら、やるしかない♪
梅干しを作る気力は無かったので、醤油につけて、日本酒につけて、残りはコンポート。
部屋中、梅のいい香り。