コツコツと(松代地区 坂本)
2021年7月 8日 | 活動内容: |
こんにちは。松代地区担当の坂本です。
先月も書きましたが、葡萄栽培が1番忙しい時期。
朝5時頃から暗くなるまで、雨の日も毎日コツコツと地道な作業が続きます。
『葡萄はコツコツとマメに育てる事が出来る人じゃないと向いていない』と言われたのを思い出しました。
(お世話になっている農家さんの葡萄畑。背が割と高い僕は、この畑では膝をつかないと作業が出来ない笑。昔の畑は低い葡萄棚が多いです。こういう所を借りて修復できる技術を冬に学んでいます。)
1番地道な作業に摘粒という作業があります。
下の写真の様に房の数を35粒程度に仕立てていきます。
これが途方も無く、やれどやれど終わりません(笑)(特に作業に慣れていない僕にとっては)
見かねた、お世話になっている農家さんのマダム達が数人で手伝いに来てくれる始末。
まさに助っ人!!作業に慣れているマダム達のおかけで見る見るうちに作業が進み、無事に終える事が出来ました。
摘粒が終わると2回目のジベルリン作業と、袋掛け前の防除作業が2度あります。
下の写真はクインニーナの2回目のジベ処理が終わったあと。無事に成長しています。
個人的に今までで1番好きな品種のクインニーナ。
クインニーナは赤系の品種です。糖度が高く、酸味もしっかりと感じられて実の弾力も素晴らしいんです。(4歳の娘もシャインマスカットより大好きな様です。)
そして、いよいよ袋がけ作業です。これが終わればひと段落。
しかしこれも地道な作業で(雨が降ったり、朝露があると出来ません)、またまたマダム達が助っ人に来てくれています。僕の1.5倍の速さで進んでいきます!残すは半分、雨の合間を見計らっての作業が続きます。
百聞は一見に如かず。
園主さんや、周りの農家さん達の助けを貰い教えて貰いながらですが、大変勉強になる実りの多い一月でした。
努力が目に見て分かると、農家さん達にもご評価いただき、自信と励みになっています。
おまけ。
初めて食べた生食あんず。
東京では、まずお目にかかれません!
ただでさえ旬の短いあんず。さらに、痛むのが早いため県外に出回らない生食。
食べてびっくり、皮も薄く、甘みと香りがとても強くて美味しい!!
知り合いの飲食店の人達が、食べたい!と、直ぐに反応していました。
これを上手く県外の人達にも広めれたらなと考えています。