梅雨ニモマケズ雹ニモマケズ(若穂地区 小野寺)
2021年7月17日 | 活動内容: |
やっと梅雨があけましたね。
なんだか随分長かったような気がします。
若穂では先週、まさかまさかの雹が降りました。
ブドウ、モモ、リンゴと果樹農家さんの被害はもちろん申告ですし
私の育てている野菜も軒並み葉っぱがボロボロになってしまいました...。
自然のことなので、仕方がないとはいえ悔しいものです。
「雨ニモマケズ、風ニモマケズ、雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ」
私の地元岩手の詩人、宮澤賢治の言葉が染み入ります。
ただ宮澤賢治の時代の岩手は35度なんて絶対になってないはずなので
暑さに対しては多少のマケは見逃してほしいところです。
話は変わって、鹿革の利活用が段々と形になってきました。
若穂だけでなく、長野市全体の鹿革を市内のデザイナー様、メーカー様に利用して頂けることにもなりました。
私自身色々と試行錯誤を繰り返して鹿革製品を作っています。
柔らかい鹿革はミシンでも縫製が出来るので、次回のサクラマルシェにはポーチや巾着などを販売出来るようにがんばっています。
さて、鹿革で色々作っていると、他の素材もじわじわと気になってくるものです。
最近は「糸」に興味津々です。
そういえば子供の頃は、糸車や機織がなんとなく好きだったなぁと思い出し
三つ子の魂百までとはよく言ったもので、調べれば調べるほど「糸」「織り」「紡ぎ」がおもしろいです。
気になってから行動するまでの速さには定評がある私ですので
さっそく信州新町のサフォーク農家さんに羊毛のお話を伺いに行ったり、綿花の栽培も始めました。
今年は10株しか育てられなかったので、来年は100株くらいに増やしたいなと思います。
自分で育てた綿花を使って、糸を紡ぎ、若穂のリンゴで染めるのが目標です。
あわよくばその糸を織って、鹿革と組み合わせて何かを作りたい...ですがさすがに無謀な気がします。
まぁ夢は大きく持った方がいいでしょう。
下の写真はサフォーク農家さんにお邪魔した時にちゃっかり堪能したさぎり荘さんのサフォーク定食。
元々羊肉好きな私にはたまらん一品でした。
夏は羊。冬はジビエ。長野市は肉食女子にはもってこいですね。
コロナが収束したら肉食女子ツアーもいいかもしれない(∩´∀`)∩