大望峠の景観(鬼無里地区 木原)
2021年6月14日 | 活動内容: |
ここ最近、「もしかして何か病気かも?」と少し不安を感じている協力隊員は一体誰か。そう、私です。
先日朝起きて朝食の準備をしようかと思ったら、見えている部屋全体が右回りに天地返りするようなひどい眩暈と妙な発汗と吐き気に「えっ...ちょ...待っ...」と思いながら崩れるように座り込んでしまいました。
耐え切れずベッドに横になって安静にしていたら、夕方には何事もなかったように普通に動けるようになったのですが...。
まぁそれなりの年なのでガタがきてるんでしょう。ネットで調べてみた限りは「良性発作性頭位めまい症」じゃないかと思うのですが、また同じようなことがあれば病院行ってみます。
この写真は昨年4月に鬼無里の数少ない観光名所である大望峠展望台から一夜山に沈む夕日を撮ったもので、見ての通り一夜山の麓を隠すようにスギがわんさかしています。
先月下旬から今月上旬にかけて景観を良くしようということでスギの伐採が行われたのですが、その事業を請け負った林業事業体のお手伝いをさせて頂くことになりました。
実際にスギが生えているのは急傾斜な場所なので、重機で少しづつ道を作りながら順々に伐採されていったのですが、重機が入る前はこんな感じで、、、
ほぼ同じ画角から撮ったのですが、伐採完了時は全く別の場所に見えます。
普段、若穂の協力隊OBである大野さんのお手伝いをさせてもらうときは、材の引き出しにウインチを使う程度であとは人力による作業が当たり前なので、やっぱり重機が入ると作業効率は劇的に変わるなと実感しました。
なので、自分はお手伝いと言っても大したことはしていなく、伐採の邪魔になる細い木を刈り払ったり、伐採した木の造材をさせてもらった程度で、あとは作業を見て学ぶといった感じでした。
作業道から傾斜の下に残ったスギもかなり樹高はあります。際のスギは日当たりが良くなった分、何年かすれば枝葉を付け少し太って樹高も少し上がるでしょう。
写真で見る感覚としては最終的に伐採前後で赤のライン分だけスギの穂先が下がったので、大分景観が変わりました。この景色を見に鬼無里へ足を運んでくれる人が増えることを願います。
全然関係ない話ですが、今回伐採作業をされた林業事業体の方は、細く背の低い雑木がわんさかしている状態を「ぽよぽよしてる」と言ってたのですが、そういえば大野さんは「ぱやぱやしてる」と言ってたのを思い出して、みんな面白い言い方するんだなぁとちょっと笑ってしまいました。