35歳 単身移住 ~土壌の酸度~(篠ノ井信里地区 木村)
2021年5月 7日 | 活動内容: |
気が付けば、穀雨も過ぎて蛙が賑やかになってきたと思ったら、
一昨日から暦は立夏。
今年も、1/3が瞬く間に過ぎ去りました。
昨年の秋に天地返しをした一画。 案の定、pH5を切る酸性土壌。
コンクリートのようなガチガチの土質に、生えてくる草を見れば一目で分かるけれど。
化学肥料と農薬を使い、それが抜けてきたときに起こる禁断症状とも言われるけれど、実際にどうなのかは、私には分かりません。
日本の土壌は酸性に偏りがちではあるけれど、自然界では酸度は守られているのは事実ですし、生えている草に多様性があればpH6以上はあるものです。
それにしても、酸度が5を切ると流石にいくら何でも栽培は難しい。
苦土石灰が手放せなくなっていくのは当然です。
この酸度で良好に生育する植物といったら、ブルーベリーくらいしか思いつきません。ブルーベリーを栽培するのも悪くはないですが。
石灰資材は使わずに、土壌のpHを整えていこうと思います。
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世間一般ではゴールデンな連休も、農家にとっては忙しい時期。
草刈りに、水路清掃に、代掻きの準備に始まり、その他大多数を占めるのは、名もない作業の数々。
連休中に遊びに来てくれた相棒は、3日間みっちり作業をさせられて、筋肉痛と腰痛を抱えながら帰っていきました。
同じ作業を連日しても、筋肉痛にも腰痛にもならない私に、散々煽られながら。
作業の合間の一息休憩。
焙煎したての豆で、丁寧に淹れたコーヒーを飲みながら、
縁側で過ごす至福の時間。