樹々の動き始め (松代地区 坂本)
2021年4月12日 | 活動内容: |
こんにちは。松代地区の坂本です。
3月後半は暖かい日が続き、杏の開花も早まったようです。
松代町東条の杏畑もピンクに染まった景色を見せてくれました。
(開花が早まると霜枯れしやすくなるので、農家泣かせ)
綺麗とは聞いていましたが、予想以上!!
杏農家も継ぎ手が減ってきており、荒れた畑を整備されていたり、
この景色を守り続けるのも大変な苦労があるのだろうと考えていると
より綺麗に感じ、感慨深いものがありました。
(個人的には、次の協力隊の募集で杏の担い手を募集して欲しいと思っている)
葡萄のなみだ。
春の草花が芽吹き始める中、葡萄の木も水あげが始まり、
剪定した切り口から樹液が滴ります。
葡萄農家はこれにより樹々が活動し始めた事を知ります。
そして、この間に枝が柔らかくなってきます。
枝が柔らかくなってきた事で枝を誘引してきます。
(粗皮はぎ:粗皮を剥ぐ事で、虫の住み着きや早期発見を狙います)
(葡萄の防除作業2回目:石灰硫黄合剤)
葡萄の棚にも何種類かあります。今回はCマストの講習をしました
高い支柱を入れる事で、上からも線を釣り上げます。
こうする事により支柱本数を減らせ、除草作業や薬剤散布などなど、
作業効率がぐんと上がります。
棚の好みも、樹の仕立て方も園主次第。
色んな考えを持ってる農家さんと出会えるので恵まれています。
自分に合うやり方を見つけ、最終的に良いとこどりしたいと思います(笑)
(幹線の上に枝を誘引して仕立てていく農家さん。
知らないやり方、考え方を沢山教えていただき大変勉強になります。)