2021年3月 圃場(中条地区 大岡)
2021年3月30日 | 活動内容: |
こんにちは!
中条地区担当大岡です。
少しずつ寒さが和らぎ、朝晩は寒いものの春が来ている、
といってもいいくらいな気候になってきました。
これほど春が待ち遠しいとは、東京では味わったことがなかった感覚です。
着任した1月がとても厳しい寒さだったので
だんだん暖かくなるのがなんとも嬉しいです。
さて、私はミッションの一つ果樹、水稲、野菜栽培技術習得のため
着任した後、りんごを育てる受け入れ農家さんのところでお世話になり、
りんご栽培のお手伝いをさせてもらってます。
まったく農業にかかわりのなかった元サラリーマンの私にとって
初めての経験だらけで当然戸惑うことだらけです。
まず、りんごがどのように樹になり枝につき、どのように収穫するか
わからないなかでのお手伝いが始まりました。
りんごの圃場
圃場(ほじょう)という言葉は便利な言葉で作物を作る場所、農場をあらわすとのこと、
田んぼ、畑、果樹園どれにも使えるという便利な言葉です。
右側におられるのは私のりんごの師匠です。
長野の1月は寒く農業の閑散期でしたが
2月に入りりんごの果樹園では早くも作業を開始します。
枝などのせん定作業です。
陽の当たり具合、樹の樹形、管理のしやすさなどいろいろな要素を加味して
残す枝と、切る枝を判断していきます。
そしてこれがなかなか難しい、切る人によって違いますし、
何を重視するかで判断が変わってきます。
今期のせん定は師匠がほぼ切ってしまわれました。
はたして私はいつになったらせん定がマスターできるのか、
当分、いやだいぶかかりそうな気がします。
樹齢50年はあろうかというりんごの樹
白いペンキは日焼け止めのために塗ってます。
落ち着いた樹には美味しい実がなると聞きます。
この樹が晩秋、どのように実を成らすか。
どんな味なのか今から楽しみです。
今回の中条のビューポイント
日本棚田百選にも選ばれている栃倉の棚田
地元の地区の方々によりこの景観は維持されています。
苗を植えた青々とした時期、
穂が垂れた黄金色の時期、
また訪れたいと思います。