2021年1月12日
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新年明けましておめでとうございます。今年のお正月は、篠ノ井のアパートで一人で過ごしました。私は十代の頃から一人の時間が、大好きです。 その時間のほとんどを読書して過ごしていました。だから、このお正月は、読書とお気に入りの日本映画「男はつらいよ」を見て過ごしました。「男はつらいよ」を観ることは、日本語の勉強にもなるし 寅さんはいつも、自由気ままに日本中を旅して一人ですが、東京の下町の柴又に戻ってくると寅さんを囲んで暖かい日本の団らんの会話風景が、とても好きです。私は破天荒な寅さんですが、その心根の優しさに画面を通して触れると つらいことを忘れさせてくれて、温かな気持ちになり前向きな気分になります。
車の運転の初心者の私は、12月の初雪から事故を起こさないように出来れば車を使わず徒歩通勤をしています。元々歩くのが大好きで運動にもなりまし歩くことによって車通勤には無い自分の目で周りの風景をゆっくり観察しながら、また 排気ガスを出さずに環境にも優しいと思いながら1時間20分かけて篠ノ井から信里の連絡所まで歩きます。時々大家さんが、犬の散歩をしているところで挨拶したり、犬のナツミちゃんに嘗められたり、地域の方に車の窓口を開けて声を掛けてくれたり、たまには 連絡所の山内さんに篠ノ井駅まで載せてもらったりという新たな楽しみが出来ました。毎回違う景色を見るのももちろん楽しみの一つです。
12月10日OGの牧野さんに勤めている着物屋さんで着物を着せていただき、副市長樋口博さんと懇談しました。6月の面接以来久しぶりに緊張しました。副市長はこれからの具体的な計画、3年後のことについても相談に乗ってくださいました。そして、帰り際「困った事があったら何時でも相談してください。」とあたたかいエールを送ってくれました。
12月18日に用事で事務所を出たら、偶然! 中島愛子さんと ご主人にお会いしました。家の前を雪かきをしていたところでした。検討会の会議で一度お会いした中島愛子さんは、当日足が痛くなって来て私と木村さんは腕を組んで車まで送りました。話しながら少し雪かきのお手伝いをして、愛子さんに無農薬のみかんと干し柿を頂きました。帰りに「木村さんにも私の作ったシュトーレンを渡してください」と言われました。中島さんのご主人は写真家でその時からラインで写真交換をしています。
萩原さん、さくらマルシェでお会いしたピアノの先生で、その時にフランス語のサロンに誘われて また 新しい出会いがありました。フランス語を習いたい日本人の方、30年間日本に住んでいるゲラルディーニさん、奥様が日本人の方で去年ベルギーから移住してきた ルクさん、ソーラーパネルの バッテリーを研究している大学院性のヨンさん。皆さんで! フードセレクトショップMarukuni まるくにでハーブティーを飲みながら久しぶりにフランス語を耳にしました。私は、一年間フランス語を勉強してましたが、ほぼ全て忘れていました。でもなんとなく話しの内容を推測して楽しかったです。
12月21の研修で小田切と七二会を訪ねてOBとOGの貴重な話をきかせてもらいました。この13年間どういうふうに色んな壁を乗り越えて、地元の方々の信用を得て、定住が出来て、愉しく暮らしているのかを聞かせていただきました。小田切地区の地元の方は面白い演技で地域おこし協力隊員達からの印象を語りました。OB/OGの方々3年間経験したことの素晴らしい話の中で一つ心に残りました。夢に誰も邪魔しない邪魔しているのは自分の心。
12月11日に久保田さんの畑に野菜を買いに来ていたOGの鈴木さんにお会いしました。引退後も大岡でお米等を作っています。12月23日のクリスマスさくらマルシェに参加し、鈴木さんと七二会の井上さんにまた色々相談が出来ました。
12月27日に萩原さんが紹介してくれたドイツ人建築デザイナー カール・ベンクスさんにお会いしに新潟へ、そこで2時間ほど古民家再生についてお話しを聞きました。とても理想的な改善建築方法で古民家を、未来に向けて100年、150年間住める状態に再生するプロジェクトです。現在、日本中に60家屋あるそうです。最後にカール・ベンクスさん住んでいる 「たけところ」にも行って見ました。
区長さんと調査提言部会員達は協力して、有旅第一、上有旅、犬石での空き家の情報が集まりました。空き家対策活動のお陰で信里のことを知ることが出来ます。
2021年は、より良い一年にしましょう。それを久保田さんの奥様は、新年の挨拶だと言って送ってくれました。やはりそうですね。雨が異常に降り続く時は、もちろん心で太陽の姿を見るために祈るんですが、何もしないより雨の中で愉しく上手く日々を送る方法を見つけないと あっと言う間に人生が終わってしまいます。と友人に言われて、再確認し! 再度! 心に刻みました。