2020年9月~10月 白・赤ワイン用ぶどう収穫(大岡地区 佐々木)
2020年10月27日 | 活動内容: |
大岡地区の佐々木です。
徐々に秋も深まり、朝晩は肌寒くなって参りました今日この頃。
大岡の山々でも紅葉が深まり、美しい秋の景色が見ごろを迎えて...。
<先日、大岡支所付近の橋梁工事を、支所の方々と見学させていただきました>
...と持っていければ様式美が成立したんですけどねぇ~。
執筆時点、大岡は、まだ青々とした木々も多いです、はい。
あと1週間もすれば、また違ったかもしれませんけど(言い訳)。
出オチはさておき、それではワイン用ぶどうの話へ。
この際だから本来のテーマまで最初からネタバレしてしまいますと。
私は9月1日付で大岡地区に着任しました。
(前職はフツーのサラリーマンでした。)
9月の2週目には畑でぶどうを摘んでました。
(ベテラン諸氏に混じって、いっちょまえのフリして...。)
今年の収穫はそろそろ終了しそうです。
以上です。
...世にOJT(農業でそう呼ぶのか分かりませんけど)の事例は数多くありましょう。しかし自分で申しますが、これはなかなかに極端な事例ではないかいと思わなくもない...。
い、いや、これほどのスピード進行が実現したのも、支所ご担当各位の差配によるものであります。ちょうど収穫の時期に、ほぼ飛び込みに近い(門前払いにされても仕方ない)ような状況だったのに参加させていただけたわけですから。
そして何より、受け入れていただいた側に感謝するばかりです。
今回お話する、私が収穫に参加させていただいた圃場は、長野県は高山村にあります「角藤農園」(長野県の「NAGANO WINE オフィシャルサイト」内ページへリンク)です。
(ちなみに少し脱線して上記リンク先の話をしますと、長野市は位置的に「千曲川ワインバレー」に含まれます。)
そろそろ写真も交えて。
とても広いヴィンヤード(ワイン用ぶどうの圃場)なので全景写真とは参りませんけど、
遠くには工事現場となっている山々が見えます。
あのあたりから「ごうごうごう」と、私には高校の野球応援(ブラバンのドラムとか声援とか)のように聴こえた作業音がこだましてました。
おおむね、9月中は白ワイン用ブドウを収穫していました。
9月上旬~中旬は、ソーヴィニヨン・ブラン。
その後、9月中旬~下旬にかけては、シャルドネ。
10月に入ってからは赤ワイン用ぶどうの収穫へ。
10月上旬からはメルロの収穫でした。
10月中旬~下旬、というか執筆時点も現在進行形で収穫しているのは、カベルネ・ソーヴィニヨンです。
このほか、私は収穫には参加しておりませんが、シラーやイタリア系品種なども栽培していたそうです。
もともと、角藤農園では私のほかにも外部研修生を多数受け入れてきたそうです。
長野市内・県内在住の方々や、ヴィンヤード関係の方々はもちろんですが、別業種の方々(観光業界の方々であったり、ワイナリー設立の準備を進めている企業にお勤めの方々であったり)とご一緒することも多かったですし、海外からも研修生を受け入れることもあったそうです。
なお、こちらのブログで言えば、浅川地区の宋さんとも何度かご一緒しました(私と同じく協力隊のみなさんや、関連する方々につきましては、また別枠で採り上げられれば)。
ボランティアなどを募集しているヴィンヤードは数多いと思いますが、これほど外部の方々を積極的に受け入れられている例は珍しいかもしれません。
角藤農園でのエピソードは、この2か月足らずだけでも数多くありますが、この先もしばらくお世話になる予定ですので、おいおいご紹介して参りたいと思います。
<しばし休憩タイム>
PS
本記事では、のっけから大岡の秋を出オチにしてしまった感があり、さすがにこれだけじゃあんまりだと思いましたので。
投稿直前に悪あがきして「紅葉の写真」を撮ろうとしたのですが...。
...うーん、少しはマシな絵になりましたでしょうか?
いや、このあたりは紅葉しない針葉樹も多いですから(また言い訳)。