罠の罠にかかりました。。。(鬼無里地区 木原)
2020年9月27日 | 活動内容: |
最近、群れで歩いているサルと目が合うことが多い木原です。
周囲に人家の少ない国道を車で走っていると、突然サルたちが川側から山側へ道を横断していきます。車のスピードを落としてサルが山側へ行ったことを確認し、ふと川側に目をやるとガードレールの上に座っている別のサルが助手席の窓ガラス越しに睨んでいてびっくりします。ここ最近同じようなことが3回ほどありました。
(車を停めてスマホで写真を撮ったのですが、広角レンズなうえあまり近寄っても危ないので小さくしか写せませんでした。。。)
長野市ではニホンザルを有害鳥獣駆除対象としており、捕獲すれば補助金が出るので「福沢諭吉」が行列で歩いているように見えてきます。
先日「旅の駅 鬼無里」の近くにある和田沖という場所の草刈りに行った際には5~6頭のニホンジカの群れがいたので、わりと近いところで出るなら罠仕掛けてみようかと、最近やる気スイッチが入ったところでした。
罠猟の狩猟者登録はしてあるものの、協力隊としてのミッションであるにもかかわらず今までずっと手付かず状態だったのは、そもそも罠を持っておらず、既製品を買えばそこそこの値段するということ。
罠を買おうか迷っていたそんな時に朗報が。9月26日に行われるくくり罠の講習会に出ると4つも無料で貰える!...とのことで参加してきました。
講習自体は罠をかけるうえでのポイントを教えていただけたので参考なりました。ですがこの貰えた罠、見た目は普通なんですがいろいろと難ありで。。。。
2本のワイヤーからなるこの罠は末端部分が4か所ありますが、3か所はスリーブで圧着済みでワイヤーがバラけたり手に刺さらないよう加工されていましたが、1か所は加工されていなかったので指先にほどけたワイヤーが刺さって早速流血。。。
また、ワイヤーを引いてバネをパイプ部分に収めますが、そのパイプの径が細すぎるのか、バネが長すぎるのか、きれいにバネ全体が収まりません。。。
さらに致命的なのは、ワイヤーを楕円フレームの溝に沿ってセットすると、通常であればフレームが少し下向きに反るのに対し、この罠はどうやっても上向きに反ってしまうため、安全ピンを外したとたんにワイヤーが外れて罠がかかった状態になってしまうという不思議な仕様。。。
このくくり罠、どうやって使えば良いのか全くわりません。
さて、やる気スイッチがオフにならないようにしなければ。罠、買おうかな。。。
話は変わりますが、今日は前任の佐竹隊員がやっていたえごま栽培の収穫をお手伝いしてきました。
収穫したえごまを乾燥させるハウスに運びます。私が普段使っている庁用車がえごまカーに大変身・・・。
写真の奥が収穫したもので、手前が乾燥して黒くなったもの。
乾燥したえごまは少しの衝撃で実がはじけて種が飛んでしまうため、若いうちに刈って1か所にまとめて乾燥させるそうです。
今日は時折雨も降る天候でしたが、40人強で軽トラ約10台分を収穫。
さて、これからどれだけの種が取れて、油が搾れるのでしょう?