次から本気出す(鬼無里地区 木原)
2020年8月20日 | 活動内容: |
先月某テレビ局の取材でインタビューを受けましたが、取材の時に質問された内容が今まさに今後どうしていこうか悩んでいることについてだったためにしどろもどろな回答しかできず、結局編集のしようもなかったのか全面カットになっていてホッとした木原です。
今回は協力隊としてのミッションではなく自主活動について。
せっかく遊休農地だらけの鬼無里に来たのだから農業やらないと損なわけですが、今年の5月に畑を借りて、中古の耕運機を買い、多少は自給自足できるようにと始めてみました。
最初はこのとおり荒れていたのですが、何度も耕うん機をかけて丁寧に耕していきました。
奥の広いほうには枝豆を、手前の小さいほうにはヒマワリの種をまきました。
ヒマワリは種を取って来年、再来年と増やしていきたいと思ってます(正しくは思ってました)。
枝豆を植える畝を5つ作り、鳥よけの糸を張った状態です。
空いているところにはトウモロコシを植えようと思っていましたが、以前にクマが食べに来たという話を聞いて、ご近所に迷惑かけるわけにはいかないのでやめておきました。
このあとしばらくの間、仕事が終わると日が暮れるまで草むしりをしていたのですが、枝豆は成長せずとも雑草は元気に伸びてくれるイタチごっこの日々が続きます。
さらに森林・林業セミナーが始まったり、梅雨の長雨が続いたりで、草むしりができない状態が続き、、、
結局、収穫時期にはこんな状態で、耕うん機で耕す前よりもひどいことに、、、。
写真は無いですが、ヒマワリについては残念なことに1本も育たず雑草に埋もれてました(涙)
この光景を見たときは枝豆も無理かなと思ったのですが、雑草をかき分け探してみたところ全体の3分の1くらいは成長していました。
そこそこ実の詰まったものもあれば、ほとんどが実が小さかったり、虫に食われたりの状態でした。
環境によっては房に豆が実らないこともあると聞いていましたが、結果的には全部で2kg弱ほど収穫することができましたので、初めての収穫としてはゼロでないだけ良かったかと思います。
枝豆と言えばやっぱりビール。普段家では飲みませんが、畑を借りた方へ少し持って行った際に缶ビールをいただいたのでひさしぶりの一杯。
収穫してから茹でて食べるまで2時間弱。初めて自分で育てた(正確には自分で蒔いただけで勝手に育ってくれた)ものを食するのはなんとも言えません。
本当はよく野菜をくださるみなさんに配りたかったのですが、、、次は雑草が生えないようきちんとマルチかけて、ほかのいろんな野菜にもチャレンジしてみようと思います。
肝心なミッションについてですが、薪ステーションは暑さのため午前中のみ作業。熱中症対策のため休憩時間と水分補給を増やして作業しています。
戸隠キャンプ場へは今月すでに900束納品したため、かつての活気が戻ってきているようですが、やはりその分、感染症の問題が気になります。
今月は森林・林業セミナーのカリキュラムに組み込まれた「地域林政アドバイザー(林野庁認定の研修)」「刈払機取扱者安全衛生教育」「伐木造材特別教育」の3つの公的資格について受講します。
なかでも8月上旬に受講した地域林政アドバイザー研修はやはり素人の私には難しい内容でした、、、。将来的にはこの資格が収入にもつながっていく可能性があるため、これから経験を積んでいきながら改めてテキストを読み返し、しっかり修得していきたいと思います。