三年目のお米作りスタート(若穂地区 越前屋)
2019年6月 7日 | 活動内容:農地活用 |
まだ6月だというのに夏のような暑さが続く若穂です。
長野に協力隊として移住してきてすぐに地元の方から
「せっかく長野に来たんだから自分家で食べる分の米だけでも作ってみないか?」とお誘いを頂き
着任した年から米作りに参加させていただきましたが、今年で3回目の米作りになります。
自分の場合、田植え機、稲刈機、耕運機は持っていないので、機械を必要なときは借りて行うのですが
いずれの機械も3回目ということで随分と慣れてきました。
田んぼの水の管理も知恵がつきました。昨年は田の水が漏れて漏れて安定するまでかなり時間がかかったのですが、
今年は去年の失敗を教訓に水漏れ箇所を初めて水を田にいれる段階からチェックして塞ぐ作業をしたので水漏れは最小限で済んでます。
水が抜けないで蒸発分だけを補充できるような田だと水管理の労力は格段に少なくなり田植え終わると後は稲刈りまで周囲の草刈りだけのような状態になります。
【昨年まで水が苦労した田んぼ】
作物を作るというのは大変な事ですが得るものがすごくあります。
もちろん収穫した野菜、米など物質的に得るという意味もありますが、作物を作り始めると1年の天気の移り変わりをものすごく気にかけながら生活するようになります。
毎年毎年同じような四季は訪れますが毎年微妙にずれるし気温の差も異なります。
具体的に言えば今年は桜の開花が例年より2週間遅かったです。桜の開花が遅かったので山菜が出るのもやっぱり2週間くらい遅かったです。
でも田植えは例年と同じ時期に行いました。収穫はどうなるでしょう?
桜の開花は遅かったけど近所の蛍はどうだろう?昨年は6月末頃が見頃でした。
【今年の田植え風景】
そんな感じで毎日何気なく暮らしている毎日に気に掛ける要素がすごい増えるというのは面白いことですよ。
このブログを読んでくださっている移住を考えているそこのアナタ。長野にいらっしゃい。できれば若穂にいらっしゃい。
アナタが考えている以上の土いじり、畑仕事、庭いじり、DIYができますよ。
若穂はこれから果樹のシーズンスタートです。まずは梅からスタート。次に杏子、プラム、桃、ブドウ、スイカ、そして梨、リンゴと怒涛のフルーツシーズンです。まずはご近所さんちの大きな梅の木に成る梅。要らないから全部とっていいよということですが全部採ったら20kgは軽く採れそうな巨木。これからの杏漬けなども考慮して5kgほど収穫してきました。これはカリカリ甘酢漬けにします。
【ご近所から収穫した小梅】