遅い春の訪れ(鬼無里地区 佐竹)
2019年5月23日 | 活動内容:農地活用 |
昨日家に帰ると5月も終盤というにも関わらず、「明日霜が降りるかも」とお隣の方から聞いて慌てて家の裏の畑に寒冷紗を施した鬼無里地区の佐竹です、こんにちは。
4月末にも雪が降るような鬼無里でも、一応今が春であるとは思いますが、その訪れは他よりかは遅いものです。私の携わる「きらめき鬼無里」では、えごま栽培以外にも遊休農地対策として、菜の花などの栽培をしてきました。鬼無里の湯の横にある菜の花が現在満開を迎えています。
この菜の花栽培は様々な事情により今年で最後になりますが、6月手前までは花が咲いていると思いますので、近くにお越しの際は是非ご覧頂ければと思います。
そして鬼無里の春といえば、奥裾花自然園にある日本一といわれる水芭蕉の群生です。私はゴールデンウィークの翌週に行ったのですがまだ雪が残っており、雪解けの水の中から数多くの水芭蕉が咲いていました。聞いたところこの記事を書いている現在は雪も解けて満開だそうです。開園期間の後半は新緑も楽しむことができると思います。長野駅からの急行バスや、奥裾花観光センターからのシャトルバスも運行されていますので、訪れやすい時期でもあります。詳しい内容は鬼無里観光振興会にお問い合わせください。
鬼無里の集落では、雪解け後の5月頃がえごまや野菜の種まきや植え付け、田植えなど一気に慌ただしくなる頃です。遅い鬼無里の春の風景を楽しむと同時に、その鬼無里の人々の農のある生活に触れてみるのもよいのではないでしょうか。鬼無里地区の佐竹でした。