篠ノ井信里の有害鳥獣捕獲の現状
2018年10月19日 | 活動内容: |
(一部ショッキングな画像があるため閲覧注意)
篠ノ井信里の清水です。
今年植えたばかりのりんごですが順調に育ち、初年度なので1本に1果と僅かで色形共にあまり良くありませんが収穫もできました。
現在、信里ではリンゴ畑や田んぼを守るため、有害鳥獣対策もミッションの一つとして行っています。
私自身、地元の有害鳥獣対策のグループに所属し、くくり罠を使って
今年度4月から小型動物を含め15頭捕獲しました。
↑捕獲した雌鹿
今年度4月~現在までで信里地区内で
・ニホンシカ38頭
・イノシシ13頭
・タヌキ16頭
・ハクビシン9頭
・アナグマ4頭
・キツネ3頭
計83頭の捕獲が行われました。例年よりかなり多いそうです。
捕獲したシカやイノシシは出来る限り吊るして解体し、肉にしているので個人的には食費がかなり浮いて大助かりなのですが、
捕獲者によってはそのまま埋設する人も多いです。毛皮の利用を始めている方もいます。
解体は初めは多少抵抗がありますが、何度かやれば慣れてきます。
↑先日捕獲された立派な角を持つ100kgオーバーの牡鹿、運び出すのに一苦労でした。
やはりここ数年野生動物の数が増加し、農作物の被害を頻繁に耳にしますし、実際私のりんご園にもイノシシが入られたりしています。
シカの食害は農作物だけでなく全国的に森林被害にも大きく影響してくるので捕獲は今後も行っていかなければなりませんが
高齢化で猟師の数も年々減っているそうなのでどうなることか...