長野市地域おこし協力隊はながのシティプロモーションの一環です

新始動「北信州戸隠 さといの亰 ここのえ」9/4 NEW OPEN !!(戸隠地区・水谷)

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2018年8月24日 | 活動内容:農地活用 |

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"北信州戸隠 さといの亰(くに) ここのえ"
9/4 NEW OPEN 戸隠豊岡

農家民泊・農cafe・ビオファーム
ホームページはこちらから
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構想1年弱、制作に入って数カ月、出来立てホヤホヤのホームぺージが誕生しました。

数々のご縁と絶妙なシンクロの交わり、夢と期待と情念を込め、長野市のクリエイティブデザインのプロ集団に具現化していただきました。

ぜひ一度ご覧ください。

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戸隠。

日本有数の活断層に囲まれたフォッサマグナ地帯。標高約600~1,300mにまたがります。切り立った岩肌が特徴的な戸隠山は、遥か古代、海底隆起によって誕生した場所です。

冬の雪に覆われた峻厳な姿は神々しく圧巻。その麓の奥社参道には、巨大杉が約1kmにわたって立ち並び、年間を通じて多くの観光客が訪れます。

信仰の側面から見れば、鎌倉時代には、高野山、比叡山と肩を並べる修験道の霊場として栄えました。

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「戸隠は力強い大地のポテンシャルに溢れている――。歴史と物語が古くから伝わるこの場所で農業に取り組んだら、どれだけ面白いことだろう」

これが原点のインスピレーションです。

移住間もなく、農業に着手。

右も左も暗中模索の中、キラリと光る輝きを感じた高原花豆。花豆に希望を抱き、途方もない作業量に思えた耕作放棄地の再生に取り組み、規模を拡大し、栽培に臨んだ2年目。

その花豆は食材の大舞台の築地市場へ。豆・雑穀卸問屋の社長さまに応援いただき、収穫・納品に至りました。その間、貴重な多くのご縁をいただきました。

有機野菜を美味しく元気になると言って求めて下さる方々の存在。

農地のご紹介者と心よくお貸しくださった地権者の方の存在が大きかったことは言うまでもありません。

それから私たちは考えました。

どうすればこの感動的な戸隠のパワーや魅力をもっと知っていただけるか。

でも、ヒントはすぐ足元にありました。

移住間もなく、農家民泊を地元企業の社長さまからのご紹介でさせて頂く機会を得ました。

これも人との繋がり。絶妙なタイミングでした。

小学生、中学生、短大生。誰が来ても自然と触れ合い感動する姿。笑顔と活気が生まれます。新鮮野菜を一緒に料理することで美味しさはさらに倍増しました。

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土の上で生まれる共感・共鳴・共体験。

この感動的な時間とエネルギーは、むしろ大人の方々にも味わっていただきたい。SNSからリアクションを頂く言葉からもそう思われました。

そして、昨年末から動き始めました。

民泊新法による許可取得に向けて。

膨大な事務処理が必要でしたが、何度もやりとりを行い、足を運んで進めてくれた嫁さん、お蔭様で長野で第1号の許可取得が実現しました。

同時に、せっかくなら私たちで手間暇かけて育てた有機野菜や戸隠の地のものを使ったお料理をお出しさせていただきたいと思いました。

キッチンを改装し、飲食店営業の認可が厳しいと言われる長野市保健所の審査も無事クリアしました。

関係する公的機関のご担当者さま方々や厨房業者の方々にも恵まれ、後押しをしていただきました。何と言っても大家さんの寛大なご理解に大きくフォローされました。

次は実際の営業に向けたお店づくり。

ここでも人の繋がりに大いに助けられました。

地元の方々が10名近くも手伝いに来てくださる日があったり、頑張れ!とエールを送ってくださる若手の皆さん、民泊やカフェがオープンしたら行くよ!と言って下さった沢山の方々。

少しずつ具現化に向けて動いてきました。

そして、この4月からの数カ月。信州大学大学院でミクロな微生物の世界を専門的に探求を始めました。

高度な専門知識と広範な視野を持つ先生方から生命科学の先端研究を教わり、驚きと感動の連続です。

私たちは本当に凄い時代に生きています。

昨年は同大学院主催の加工品講座で発酵や酵素のメカニズムや加工品製造のメソッドを実験・試作を通じて学ばせていただきました。

それらは、戸隠で触れ学んできた伝統食と伝統農法の世界を鮮やかに染めはじめ、農cafeや民泊でのお食事づくりのワクワク感をより一層高めました。

原始的な仕事である食と農は、生命科学の先端知識と結びつくことで何倍も魅力が増し、かつての日本で行われていた農法が、いかに循環の理に則しているものかと、改めて驚きました。

地球上の生命を育む礎となる土壌。

土壌は生命現象の宝庫であり、非常に複雑な生命システムを構成する有機的存在。

土に触れると安心し、還る場所もまた土。

これを思う時、中山間地の農家たちの、土に敬意を持って耕作する里山暮らしの哲学に共鳴できた気がしました。

古くから積み上げられてきた技法・習俗・文化。

目には見えないけれども、里山の持つ大きなポテンシャルであり、可能性に違いないと実感を強めました。

戸隠や中山間地域の先人達が築いた多くの素晴らしい「智慧(さとい)」を感じ、中と外を繋ぐ、人が集う「亰(くに)」を目指し、ご縁を大切にしたい気持ちを込めて「ここのえ」。

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移住前、戸隠に訪れたある冬の夜。

戸隠連峰の上で、ひと際目立っていた天体、それは北斗七星と北極星でした。

導きの天体。古くから日本人が敬意を払ってきた天体。

それが「ここのえ」と「北」のデザインに込められています。

いにしえから続く知恵の結晶・結実と体現を未来に見据えて。

新始動いたします。

応援のほど、よろしくお願いいたします。


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