趣味として射撃なんていかがでしょうか(若穂地区 越前屋)
2018年6月11日 | 活動内容: |
若穂地区の越前屋です。
若穂の地域おこし協力隊の主な業務として【ジビエの振興】【有害鳥獣対策支援】を行っている関係で、長野に移住してから1年の間に狩猟免許(罠・猟銃)と銃の所持許可を取得しました。そして今現在は自身でも猟銃を所持しています。
今回は趣味としての射撃について書かせてもらいます。
狩猟という目的から銃を所持するようになりましたが、狩猟目的で銃を所持していても射撃場での射撃練習は欠かせません。
銃は皆さんご存じの通り扱いを間違えれば命の危険を及ぼすほどの道具となるので、その使い方に慣れるということは非常に重要です。
狩猟と言う山での使用の場合、射撃場で使用する以上の悪条件が揃っています。
足場も悪く、視界も悪く、場合によっては雨や雪が降り、そして狙う標的というのはじっとしている訳も無く、場合によっては自分に突進してくることもある訳ですから射撃場にて銃の扱いを何回も練習して本番に間違いが起こらないようにしなくてはなりません。
(猟友会主催の射撃大会:女性の参加もあります)
そんなことで私も射撃場には定期的に練習に行くのですが、改めて感じるのは長野市は射撃をする環境に大変恵まれているという事。
長野県は全国的にみると三番目に射撃場が多い県のようです。ちなみに1位は北海道20箇所、2位は福島12箇所、そして三位が長野10箇所。
私が良く行く射撃場は長野射撃場(車で40分)と菅平射撃場(車で20分)の二か所でいずれも高速道路も使わず1時間以内の場所にあります。
(スキート射場)
射撃場は数そのものが少なく射撃練習をするために高速道路を使って二時間以上かけて行くなんてもの珍しくありません。実際に僕の行く射撃場では新潟からくる方も少なくありません。
射撃と言うのはスポーツでもありますがゴルフと同じように体力勝負ではありません。技術的要素が非常に高い競技です。
なので猟友会主催の射撃大会に出ると、年齢別に分けて競技を行うのですが年齢層が高いグループほど平均点が高くなります。そして若手グループが逆に点が低くなります。(オリンピック競技の射撃となると年齢は若くなると思いますが私が参加するのは猟友会主催が多い)
射撃場でもたまに、かなりご高齢のおじいちゃんがイギリス紳士のような服装でクレーをバンバン当てていく場面に遭遇します。かっこいいです。
趣味としての射撃。他の趣味と比べて始めるまでのハードルは高いです。でもゴルフと同じく奥が深く年をとっても長く続けられるスポーツです。是非長野に住んでいる方、これから移住を考えている方。
都会ではなかなか始めることができない射撃というスポーツ。興味持って頂けれはうれしいです。
ちなみに射撃ってお金かかるでしょ?と思っている人も多いと思います。
ざっくりとしたお金のこと書くと、銃というのは値段はまさにピンキリです。
狩猟から入っていくのであれば猟友会つながりでタダで譲ってくれる方がたぶんいます。上の見れば1丁数百万なんて珍しくありません。ちなみに私の愛用銃は中古で8万円。現在全国的にハンターが減少しているので銃の中古市場は豊富です。
射撃場での費用はというと、それも凄い数撃つ人とチョットの人とでは全然違ってきますが平均的な人で4~5ラウンド撃って施設料4,000~5,000円くらい、そして弾代は5,000~7,000円くらいなので銃を持つまでは、装備品にお金が掛かりますが揃ってしまえば1回射撃場に行って1万円くらい。
たぶん射撃をあまり知らない人からすると、意外に高くないのね。という印象を持つのではないでしょうか?
長野には別名【天空の射撃場】とも呼ばれている素晴らしい立地条件の長野県営総合射撃場もあります。
長野に住んでいる方、これからくる方、長野は射撃場天国です。興味ももってくれるとうれしいです。
(トラップ射場)
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