遠かった最高峰(若穂地区 大野)
2017年11月15日 | 活動内容:その他 |
(ダダンッ!)
司会者:次の問題、若穂地区で一番高い山はほ...
参加者1:(ピンポーン)保基谷山っ!
司会者:でぇすがぁ、長野市の最高峰は?
参加者2:(ピンポーン、自信なさげに)飯綱山?
司会者:ざんねーん、正解わぁ......
こんにちは若穂のオオノです、今回も山の話にお付き合いください。
【すっかり冬っぽい、行くか退くか迷います】
月のテーマは地区の最高峰、打ち合わせで私が提案したものです。
本来なら若穂で一番のご長寿さんや果樹園経営でサクセスして
御殿を建てた方を紹介すべきですが、またの機会に。
先ずは反省から、
・登山前に体を冷やしてはいけない
・サングラスは忘れるな
・いつまでも 若いと思わず 杖使え
【目指す山、あの向こうに長野市最高峰が】
出発が予定より遅く、何よりガソリン代をケチって原チャリで行ったのが間違い。
長野市街地を走っている頃は良かったが、信大を過ぎて坂を登り始めてから急に
寒くなってきた。登山前だがすでに低体温症の兆候が...奥歯が震えてます。
止まったらダメだと自分に言い聞かせて、何とか戸隠キャンプ場の入り口に到着。
トイレにこもって体を温めるも効果なし、自ら動いて発熱するしかありません。
ストレッチもせずにさっさと山に登り始める、
軽く積もった雪が先客の存在を教えてくれます。
【大きな石がゴロゴロある沢沿いを進む、水量はそこそこ】
1時間も歩くとすっかり体は熱くなったが、膝から下が軽くならない。
進むにつれて空の青さと新雪の照り返しがキツくかんじる。
一不動の避難小屋で風を避けて休みながら思う、高妻山には登れないかも。
【思っていたより立派な建物です】
ここから五地蔵山まで尾根沿いを進む、開けてる場所の雪は風で飛ばされているが
立木の中は吹き溜まった積雪が10から15㎝ほど、歩きづらくはなかった。
予想では大尾根から最高峰がドカンと見えるはずなのに、樹木がありよく見えない。
隙間を探しながらどうにかその姿を拝みました。
【五地蔵山頂付近からの眺め、樺が落葉していたので見えました】
そして高妻山方面と戸隠牧場方面への分岐へ、ここから高妻へは往復3時間位。
また次に登ればいいやと牧場方面へ下り始める。
朝より天気は良くなり黒姫や妙高、遠くに志賀方面を望みながら歩くこと20分。
両ひざの外側がどうにも痛くなり、歩く速度が極端に落ちる。
何やってんだと履いているW社の高機能タイツに文句を言うが、支える気配なし。
仕方なく落ちていた木々とノコギリで間に合わせの杖を作る、しかも2本も。
足が痛くて畑に行けなくなった時のばあちゃんの気持ち、やっと理解出来ました。
【下界は遠い、ここまで登ってしまった事を自分に問う】
冷や汗を流しながらも、無事に下山してしまえばこっちのもの。
気温も上がり小春日和の中を帰路につきます。
ひざの痛みで使い物にならない私に夫人が言う、風呂に入ってさっさと休めと。
熱い風呂で温まると痛みが和らいできて、何故か動けるようになった。
たまにはいいこと言うなと感心しながらも、
先日スーパーの半額コーナーにあったグルコサミン90日分の瓶、
アレが必要だと生まれて初めて痛感した山行だった。
【普段ならリッター50㎞走る頼もしいヤツなんですが】