はじめてのキノコ(若穂地区 越前屋)
2017年11月 1日 | 活動内容: |
こんにちは若穂地区の越前屋です。
ただいまの夜の気温は10℃。すっかり秋の気配と言うか冬の入り口が来ているかのような若穂です。
今年は全国的に松茸が大不作との報道を見ましたが、地元若穂も今年は松茸ほかキノコがめっきり少ないと話を聞きます。
それでもお裾分けでキノコいただく機会が出てきました。そして今年初めて自分でとったキノコを食べる機会に恵まれました。まさしく【はじめてのキノコ】です。
山菜はコゴミ、ワラビ、ゼンマイ、タラノメ、コシアブラなどなど色々採ってきました。一回採ってみると間違うことは無いと思うくらい特徴がそれぞれありますが、キノコは難しい。
図鑑とにらめっこしてもなかなか実物と写真とがピッタリというのは少なく、仮に図鑑とぴったりでもやっぱり経験者に確認してもらわないと怖いですよね。
今回は先週いただいたり、採ったりしたキノコをちょっと紹介します。
はじめて採って食べた記念すべきキノコはこちらです。
★注意:以下に紹介する写真・説明はキノコ初心者の個人的な判断により書いています。
この写真と文章によりキノコの同定と食べられるかどうかの判断はしないでください。
キノコの判別は必ず経験者に同定してもらって食べるようにしてください。
キノコ師匠に聞いたら【シロシメジ】とのこと。
食べ方はたっぷりのお湯で茹でこぼしてから食すのがいいとのことで、昔は食用として扱われていたけど近年は要注意になったと説明してくれました。
僕のキノコ図鑑では【シロシメジ】という名称は無く【シロノハイイロシメジ】という名称で載っていました。
たしかに図鑑にも【食】ではなく【注意】となっていました。
初めて採取して食べるキノコが要注意とはちょっと覚悟がいりますが、キノコ師匠と、狩猟師匠もOKとのことなので食べてみました。
キノコ師匠に教わった通りしっかり茹でこぼして食べたら、香りも良いとっても美味しいキノコでした。ああ自然のキノコの魅力はこのよう素晴らしい物か・・・・多くの人がこの時期キノコを求めて遠征する気持ちがわかるような気がしました。
キノコ師匠がおっしゃるには
「キノコはとにかく加熱が重要で食用であっても茹でてから食べるが基本、バーベキューのような焼きだと焼きムラがあり危ないからとにかく茹でること。」
とのアドバイスをいただきました。
こちらはご近所の方からいただいたムキダケ
ムキダケは若穂ではなくて西山地区まで遠征してきて採ってきたとのこと。
名前のとおり表面の薄皮を剥いて食べます。
このキノコは大きくて厚みもあり食べ応えのあるキノコでした。
味は美味しい、とろみがあってフカヒレみたいとのことで、たぶんフカヒレみたいなんでしょう。食べたことないので解りません。
こちらはジコボウ(ハナイグチ)
ジコボウ長野ではよくあるキノコのようでシロノハイイロシメジを採取した近くに生えていました。
このキノコは表面ナメコみたいに滑っていて食べる前から美味しそうなキノコでした。
今回いただいた天然ものキノコは3種でした。
少しずつ採って、実際に食べてみて判別可能種を増やしていきたいです。
キノコのシーズンも残りわずかです。そしていよいよ11月15日から長野は狩猟解禁となります。
ジビエの振興と有害鳥獣対策をミッションとする若穂の地域おこし協力隊にとっては忙しい時期に入ります。
いままでは捕獲された獲物の運搬、解体、精肉、梱包、営業、販売までを行ってきました。
そして今年の冬からはジビエに関する一番の最初の工程となる猪、鹿を獲ることを初めて行きます。若穂に来て11ヶ月ようやくハンターとしての活動がスタートです。
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