キジのお母さん(小田切地区 涌田)
2017年9月11日 | 活動内容:活動内容 |
こんにちは、涌田です。
今年の夏は曇りと雨、雨、雨・・・・ばっかです。
こころまでジメジメしてきます。
キジの母親です。卵を抱いています。8月初旬の写真です。
地区の方から "玄関先の庭にキジが卵を産んで温めている" との連絡をいただきました。
興味深々ですぐに飛んで行きました。
連絡をいただいた家のおばあちゃんが親鳥を棒でつついて卵を見せてくれました。
(少しかわいそうな気もするけど、すぐに帰ってくるそうです。)
卵は8個ありました。大きさは鶏の卵の半分くらい。
キジはそれほど警戒心は強くないですが、人家の玄関先に卵を産むのは珍しいそうです。キジの卵は初めて見ました。
後日見に行ったのですが、もう卵も親鳥もいませんでした。無事巣立ったことでしょう!
その他小田切で出会った野生動物は、タヌキ、キツネ、日本シカ、カモシカ、日本リス、アナグマ、イノシシ、本土テン、ヤマネ、・・・・などです。出会ってないのは、ツキノワグマ、ウサギ、かな。いつも目をひからせながら、地区内を巡回しています。
そして、いつもの僕の車両紹介です。
今回の車両は国鉄時代の "DD54形ディーゼル機関車" です。
すごく不運な機関車です。
昭和41年~46年にかけて40両製造されました。製造時期によって、ライトの位置やエアーフィルターの形状など差異があります。
昭和37年製のDD51とはうってかわって、箱型の車体になりました。なんか、ヨーロッパの機関車を彷彿させます。
この機関車、山陰線を中心に、伯備線、播但線、福知山線などに投入され 旅客・貨物全般に使用され、山陰路のスター街道を突っ走る予定でした。
しかし、故障が頻繁に発生、しかも重大故障が多く、液体変速機(トルクコンバーター)の故障、ギヤ抜け、クラッチ故障、など手に負えない事態がおこりました。それでもお召し列車の牽引や、昭和47年からは寝台特急出雲の牽引など、花形運用についた時期もありました。
しかしやはり故障が多く、その運用をDD51に譲ってしまいました。定期運用は昭和52年度までで、それ以降は臨時列車に使われました。
昭和53年12月に廃車になり、寿命はたった12年でした。
不運なこの機関車も、鉄道模型界では調子よく走っています!